うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

かかりつけの婦人科&マイルドな漢方ライフがはじまって安心できた

ここ2ヶ月ほどのことです。

今年の夏の前半はコロナのあの感染拡大はなく、そろそろマスクなしでいられる時間が増えるのかな、と思っていました。そして、今年はものすごい猛暑でしたでしょ。

たまに遠方へも出社することになりそうな、そんな予感があった頃から、少し今後のことが気になりはじめました。家にいるなら汗がどれだけ出ても構わなかったのだけど。

 

 

今年は年末にかけて少し忙しくなりそうだったので、9月に近所のクリニックを予約し、状況をヒアリングしてもらうことにしました。血液検査の結果も出て、マイルドな漢方ライフがはじまりました。

そのクリニックは基本的に漢方でいきましょうという方針で、たまに汗が気になるわたしは「桂枝茯苓丸」で様子を見ていくことになりました。

読めないですよね。「けいしぶくりょうがん」と読みます。何度読んでも覚えられません。

 

 

経験談がありがたかった

この期間にヨガの練習においでくださったかたに、わたしの小さなボヤきを聞いてもらったことがありました。

健康診断でも毎回げんなりきちゃう棒でぐりぐりし、同時に画面を見ながらまるで星座の説明のようにボコボコある筋腫の大きさと位置を説明され、木星がデカい金星もデカいと言われながらも、わたしは切らずに閉経までしれっと行きたい。

「摘出したら楽になりましたよ」とか、「たくさん筋腫があったけど閉経までいけましたよ」とか、各自の経験をお話ししてくださったかたの言葉に励まされました。

いつものあの軽~い感じで、四十肩の話をするときと同じように話してくださったのが、とてもありがたかったです。

 

 

意向を伝えて検査結果が出てから

筋腫が大きいのは30代前半からわかっていて、もう10年以上これたのだから、できればこのままいきたい。この意向は初回の診察で医師のかたに話しました。

血液検査の結果は鉄分も問題なく、ホルモン検査項目も正常値の範囲。わたしが不快に感じている起床時の汗は大きな問題じゃないようで、のぼせ以外にも冷えや肩こりにもいい漢方を飲んでいきましょうということになりました。

 

 

それよりも重要な睡眠について、

 

 「寝汗ではないんですよね」「はい。起きた瞬間に出ます」

 「寝れてはいるんですよね」「はい」

 

というのを確認されました。

やっぱり睡眠の質が大切みたい。

それは、本も読んで真面目にやっておるの。おるのよ~。

 

相談に行く場所ができて安心しました。

わたしは緊張せずに行けるのが歯科と眼科と皮膚科だけで、それ以外は緊張するのですが、緊張せずに行ける場所が決まりました。

 

 

現状を自分のものにしておきたかった

コロナの前後から生活が変わり、それに伴って食生活も含めていろんなことがずっと変わり続けているなかで、ここ一年ほど、たまに急にわたしの中で流行する “早朝HOT! HOT!   ランチ後HOT! HOT! “と付き合ってきました。

日常に大きな支障はないけれど、日々暮らしていればそれなりにインパクトのある出来事はたまに起こる。メンタルの揺れとかけ合わさったときのために「現状を自分のものにしておく」というのをやった感じです。

これをやっておくことで「それはそれ。これはこれ」と思えるのでね。

 

 

身近な人たちと、正直にエイジング

変化の話を自然に話せるのって、ありがたいです。

職場にも話しやすい人はいるのですが、ランチやお手洗いで会った後の立ち話の流れにならない限り、そもそも仕事上の「あの件ってどうしてる?」の話が溜まっていて、仕事以外の話をする機会が減っています。

ほぼオンラインとなると、その機会は超レア。

 

わたしには同世代の友人で毎月か隔月で会う人が二人いるけれど、仕事が忙しくなると半年会わないこともあります。ヨガをしていることで心身の変化を話せる人がいることのありがたみを、近ごろは別の意味で感じるようになりました。

肩や手首が回らないという話は性別に関係なくできるし、身体を乗り物として話せる場があるって、いいものです。

 

 

婦人科にかかれば安心料は月1000円ほど

検査はお金がかかるけれど、それが済んでしまえば月1000円くらいで安心(漢方薬)が買えます。

わたしはヨガやナチュロパシーやアーユルヴェーダをすばらしい叡智と感じているけれど、脳のはたらきも関係する部分については、アクセスしやすいところにもう一つの確認方法も持っておきたいと思いました。ホルモンは視床下部で産出されるのでね。

ヨガが人間と人格を育てるものでもあるならば、そこを別の方法でバックアップしたい、みたいな感じ。

 

さらに本音を言うと、パッチを貼ってギュンとドーピングしたまましんどい時期をスルーできたりしないものか、とも思っていました。

今回は血液濃度を調べてFSH(卵胞刺激ホルモン)やE2の説明を受け、「女性ホルモンは出てます」と言われたので、「さいでっか。ほな汗の件だけ乗り切りますわ~」(何語?)となりました。

 

痩せる効能は謳われていませんが、飲みはじめに体重が少し減りました。

慣れるまで少しお腹が下しやすかった時期がありました。よくない副作用だったのかもしれないけれど、いまはすっかり慣れました。

気分も腸の中身もスッキリしました。