うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

聖天宮 五千頭の龍が昇る道教寺院へ(埼玉県坂戸市)

3月のはじめに、ずっと行ってみたかった聖天宮(せいてんきゅう)へ行ってきました。いつか行きたいと何年も思っていた場所です。
ここは国内最大級の道教寺院で、足を踏み入れる前から脳内でゴダイゴが鳴りやまなくなります。
西遊記というのは道教の教えで生きてきた神仙が悪事によって妖怪に堕ちぶれ、修行として仏教のお坊さんと一緒にありがたいお経を授かるために中国からインドへ行く話。ものすごくざっくりまとめると改宗旅行の話です。なので西遊記が好き=仏教が好き、となるのは三蔵法師が好きな人のスタンスであって、孫悟空らの弟子チームが好きな人にとっては、どちらかというと道教のほうが刺さるはず。
学校で掃除のモップを回したことのある人や、耳毛の代わりにもみあげの毛を抜こうとして涙した経験のある人は、迷わずこちら側ですよ!
道教の神様が仏教のお坊さんに仕える。でもそのルーツはハヌマーン西遊記というのは仏教道教ヒンドゥーのリミックス物語で、面白くないわけがないのです。

 

 

天門 じゃーん。ててててーんてーんてーんててーん

アチョー★★★

(テレレレレレレレレレレレレレレレ テレレレレレレレレレレレレレレレ)

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大丈夫ですか。脳内で流せていますか「モンキー・マジック」

 

 

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じゃーん。おだやか~。ここは前殿


ここから少し、彫り物を紹介しますね。
脳内の曲を「ガンダーラ」に変えてください。エンディングのほうです。ここからはガンダーラのイントロの静かなギターと写真がよくあいます。
準備はよいですか?

 

すばらしい彫刻群

タララテレレレレ テンテン テレッテ テレレレレレレ

レレレレレレレレ

テレレテレレレレ テンテン テレレレ テレレレレレレ

レレレレレッ   (←ギターです)

 

 

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ここぉ~へ ゆぅけばぁ~

 

 

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どぉ~んん~な ゆぅ~めもぉ~

 

 

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かぁ~な~うとぉ~おゆぅうよぉ~(ほんとか? って感じがいいでしょ)

 

 

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だ~れも~みなぁ~ ゆぅ~き~たがぁるがあ~(真ん中に猿の子ぽい人間がいる)

 

 

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はぁ~るぅ~かぁ~な~ せえかいい~

と、まあ彫り物がすばらしいのです。しかも石なのよ。石。すごい…。

 

 

鐘楼の紅布布台とサンカルパ、鼓楼

道教は仏教とヨーガの中間にあるような、とてもパワフルな教えがたくさんあるけれど、ここで見た紅布布台の説明はまさにわたしがインドで教わってきたサンカルパの説明のようで、食い入るように見てしまいました。

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門の左右に陰と陽の空間があり、この陽のほうに紅布布台があります。

 

 

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意気を実現のために使う、そのための儀式。
ここにあった紅布布台の「書き方」の説明には、すばらしい教えやわかりやすい例文がズバッと書かれていたので、ぜひ読みに行ってください。ちなみに赤い色には「授かる」の意味があるそうです。

 

こんなかわいらしい鐘もあって

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見た目以上にかわいらしい音がしました。

 

鐘の場所から、装飾を近くで見ることができます。

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見ているだけで気分の上がる配色

 

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奥の本堂もここから見ると上部の派手さがよくわかります。

 

 

本殿

ここは本殿に入るまえから見どころが満載で、本堂の話がこんなに後になってしまいましたが、魅力的な方々がおられましたよ!

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右の写真の行事場サイドがとてもいい雰囲気です。中村敦夫さんが歩いてきそうです(←西遊記を何度も観すぎ)

 

 

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この松の感じも、よかったですわ…

 

そして
じゃーん。

 

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これは天井

 

 

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青い! やっぱり神といったら青よね

 

 

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いや、赤だっ! この手つき…

髭の流し方がやばい… 完璧だ

 

 

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ここは客庁。神はハイテク・スニーカーを着こなしておられます。

 

 

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なんとなくジェット浪越さんを合成したくなるお部屋。
いいなぁ、この地方の大金持ちの応接間感。

 

 

おまけ1:そのほかの本格感

もう、そこかしこに見どころがありすぎなんです聖天宮

 

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自動販売機の品ぞろえも通常じゃないし

 

 

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トイレの案内も通常じゃない。上の女子の アタックNo.1 な感じがたまりません。

 

 

おまけ2:明治チョコレートのただならぬアタック

聖天宮へは、東武東上線若葉駅から20分ほど、ただまっすぐひたすら歩いて行きます。

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こんな道です。

 

が、途中で、ものすごいチョコレートの香り漂う交差点があります。アタック!アタック!レシーブ!レシーブ!
どのくらいって、ここを歩くなら食パンかバターロールを持っていかないとレシーブできないくらいです。
脳内クッキングでチョココロネが味わえるほどの香りがします。

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このような看板があり、もう勝手に足が向かってしまいました。

 

 

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事前予約すると工場見学もできるようです。
チョコレートが大好きな人は、この交差点は息を止めて全力で駆け抜けてください。

 

そしてたどりつくのが

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ここです。聖天宮(sheng tian gong)

 

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