うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

リシケシ旅行4度目にして初めて知ったことあれこれ

先日まで書いていたインド旅行記で、現地のヨガ講師から「来日クラスをやってやってもいいんだぜ営業」を受けたことや、詐欺師による「君のドレスを買った。送りたいから住所教えて」という問い合わせなど、初体験のことについて書いたら、ここ一ヶ月で数名から「わたしもこんなことあった!」という情報が集まりました。
いっぽうで、何度も現地で会っている日本人の友人からあらためて教わることもありました。そんなこんなで、今年あらためて知ったことを整理してみます。

 

Do you smoke? は「大麻あるよー」という意味

レストランでお茶を飲んでいると、それらしいオレンジの服を着たかたが口に裏ピースサインを当てながら「Do you smoke?」と言ってくることがまれにあります。わたしはそれを「日本製のたばこ、あったら欲しい。ちょうだい」という意味だと思っていました。他の海外で、妙に日本のたばこを欲しがる人の多い国があったよな…と思ったのでここでもそうなのかと思っていました。
あれはガンジャやハシシという大麻の営業なのだそう。

 

 

ゲストハウスは22時半に外門を締めなければならない

ゲストハウスを運営する人は内側から各部屋に鍵がかかっているかを見て、旅行者がすべて帰宅しているのを確認し、表の門を閉めています。いわゆる旅館業法のようなものがあるようです。
外国人を宴や食事会に誘っておきながら22時を過ぎても旅行者を帰そうとしない現地の人や、宿の場所や時間を確認しようとしない人は親切ではありません。レストランはだいたい21時半には閉まるので、町はこのルールにあわせて動いています。
はじめてリシケシへ行ったとき、わたしは親方ファミリーが運営しているゲストハウスに泊まっていて、ある日帰ったら外門が閉められていてよじ登って部屋に入ったことがありました。翌日「昨日何時に帰ってきた?」といわれ、てっきり意地悪をされたと思っていたのですが、そうではなかったのでした。

 

 

「うちの学校や俺の名前を日本で使ってもいいぞ営業」というのもある

日本でヨガ教室をやっている人は、さらに営業に遭うそうです。外国に姉妹校と言えるようなスクールを持ったり自分の名前が使われていることを望むヨガ講師が、わたしが会った人以外にもいるそうです。「バーターでどうでしょう営業」みたいな感じでしょうか。
スクールの外部講師として顔や写真が載っている外国人もただの営業宣伝材料だったりして、いろいろあてになりません。

 

 

リシケシ以外の地域から来ているインド人には特に気をつけろ

詐欺師のRさんは2年前にカージュラホー方面から商売のためにリシケシへ移ってきた人でしたが、デリーやムンバイから来ている旅行者のインド人も要注意だそうです。
リシケシに長く住んでいる人はほとんど知人の知人くらいの顔見知りなので詐欺行為には及びにくいのですが、そうでない人が外国人観光客をカモにしてくるそうです。気をつけましょう。

 

 

自分が40代になったら、おじいさん以外の男性を全員年下だと思え

これは同世代の友人が教えてくれたことです。「あたしゃ自分がシジュウを過ぎてから、リシケシで会う男性はおじいさん以外全員年下と思ってっから」くらいの達観したトーンで、確固たる経験則として教えてくれました。
わたしはRさんを「わっ。オッサンが話しかけてきた。やっぱりダジャレ、いうんだ~。ギャグセンスあるなぁ~」などと思っていたのですが10歳近く年下で、こういう感じはよくあることなのだそう。友人いわく「向こうも日本人の年齢が読めなくて困っているだろう」とのこと。

 

 

いままでさんざんインド旅行記を書いてきたけれど、わたしなんざぁ、まだまだビギナーなのでした。

 

f:id:uchikoyoga:20190512154519j:plain

f:id:uchikoyoga:20190512154518j:plain

f:id:uchikoyoga:20190512154512j:plain

ほのぼの、いい町なんだけどなぁ~