インドで一度だけ、この先生のヨガクラスを受けました。だいたい満席で入れない、リシケシにはそういう先生が何人かおられるのですが、そのなかのおひとりであるスリンダー先生(Surinder)です。発音はスとシュの微妙な中間。吉幾三っぽく発音する感じといったらわかるかな…。
現在は「SWASTI YOGA」というスクール(道場)を立ち上げて指導されていますが、以前は「RAJ DEEP HOTEL」の中のフロアで指導をされていました。
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約2時間、これを毎朝やってるの? と思うようなワークショップ的内容で、ときどき関節の使い方の解説が入りました。
脚を前後に開いて立つ、いわゆるローランジといわれる体勢(ヴィラバドラーサナの下半身)からの掘り下げが細かいので、足腰の弱い人には強度が高く感じるかもしれませんが、この状態でじっと観察をする時間というのは誰かが見張っているだけでずいぶん違う。ヒゲもしゃもしゃの先生に見張られると、かなり違う。
最後の説法では「3つの友だち」の話と「ヨガニードラのサンカルパ」のお話をされていました。これは英語があまりわからない人にとっては、元ネタを知っていないといきなりはわからない内容かもしれません。一緒に行った人が「シュリンダー先生の深イイ話」と言っており、ほんとうにそのような感じでした。
このクラスは、行き慣れた人が「今は比較的、入りやすい状況らしい」というので連れて行ってくれました。そのかたも、近所の人に入口を訪ねたり先を歩く人についていったりする感じ。
それらしい人についていきます。朝っぱらから、探偵みたい。
ひとりは絶対行けないくらい、わからない場所…。練習中はずっと少し気後れした気持ちがありつつ、楽しみました。