うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

三半規管の感覚をキープするために、また回り始めた

バレエやダンスなど、回転する運動はさまざまありますね。わたしはあるきかっけがあって、昨年末から定期的に回る動きを再開しています。
きっかけというのは「避難訓練」で、わたしが週に何度か出入りしているオフィス・ビルで避難訓練に遭遇し、参加しました。いわゆるフツーの非常階段を降りるだけなのですが、途中で目が回って足が出せなくなりました。


そんなこんなで、カポエイラを再開しました。コンスタントにやるのは10年ぶりですが、身体の記憶というのは不思議なもので、乗り始めたら自転車のように思い出す。はじめて習う先生だったので「はじめまして」とあいさつして入れてもらったのですが、その先生はわたしが以前教わっていた人のお弟子さんらしく「まえに先生のところで指摘されているのを見たことある気がするのですが…」と言われました。
「身体の動きでその人を思い出す」というのはわたしもよくわかるので、動きの情報というのはやはりおそろしい。「目は口ほどに物を言う」よりも何倍もの情報がそこに!(ぎゃぁー)


先日はパッと床に手をついて回転して移動、なんてことを久しぶりにしました。
動きながら「そうそう、こうやって、回転しても目が回らないようにしたいのよね〜」と充実感に浸ろうと思っていたのですが…



 なにこの・・・、安定感(笑)



10年前はわりと優美な動きのハタ・ヨーガをしていたのですが、カポエイラのあとにアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガをはじめて、腕に乗る瞬間と体側を縮める動きが増えています。
もうフィジカル面での成果に興味のない状態が何年も続いていたのですが、久しぶりに嬉しい気持ちが起こりました。


とはいえカポエイラはどうにも「視点のコントロール」が難しく、10年前も「下を見ない! 相手を見る!」と注意されてばかりでしたが、てんでダメ。さかさまになるときに、つい下を見ちゃう。
やはりメンタルと視点の関係は(=背骨との関係でもあるのだけど)、コントロールがむずかしい。なんたってカポエイラは軽快に楽しげに動いてなんぼなので、身体的にニッコニコの状態でそれをやります。むずかしすぎてハイになります。
「むずかしすぎてハイになる」って、いつもちょっと不思議だなと思うのですが、稲中卓球部で前野の頭がパーン、てなるときのような(リンクはNaverまとめ)、ああいう感じです。わたしはこれが好きです。
ヨガはそこまでいかないので大丈夫です。(「一瞬」の単位でいうと、けっこうあるのだけど…)