東京からはるばるやって来てくれたお友達を連れて、5年ぶりに寺泊の国上寺を散策してきました。
以前は真冬の雪深い景色でしたが、いまは夏。今年は猛暑で帽子が欠かせません。
というわけなのかわかりませんが、このお寺の中のお地蔵さん、像さんたちの帽子コレクションがおもしろかったので紹介します。
夏は、こんなことになっているのねぇ。
わ。バチあたりな。友達がハンチングをかぶせたー。
人の表情って、鼻から下だけ微笑むだけでじゅうぶんなもんですね。
カーリーヘアに段々フリルに不動明王風って、too much!
「ちょ、ちょっこれ、微妙に気持ち悪いから結びなおしてくれないかな」と言いたいところだろうに、造形的に無理な像。
空海たんも!
弘法大師五鈷掛の松。高野山の松にかかった五鈷がここにもかかって……。ということだそうな。(んなあほなー! とかいわないの)
このお寺は、ちょっとヘンなことになっていました。東京から来た友人二人も「これは……」という反応。病気封じのお願いスポットがあるのですが、そこにある絵馬に思いっきり病気の状況と個人情報を書いている人が何人もいるのです。そうするムードになっている。
こういうのは、今はこんな時代だから、「住所は書かないで。詐欺師が来ます」とか注意書きしないと、「かあさん助けて詐欺」ならぬ「その病気消えますよ詐欺」への情報提供元になってしまうよなぁ。なにをもって詐欺とするかは微妙なので、この状況も含めて超ダークグレーゾンということか。