うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

HOTEL German Lanka の思い出(出会い編)

コロンボで一泊、キャンディで二泊した後、ベントタという海辺の町へ移動しました。
もう地獄絵も見ちゃったし、そのあとは特になにも目的のない旅だったのですが、この町の「German Lanka(ジャーマンランカ)」という、ホテルとゲストハウスの中間のような宿に四泊することになりました。はじめは二泊の予定だったのだど、この町へ来るバスで出会ったアーナンダおじさんがいろいろな場所を見せたいというので、延長することにしました。



すでにちょいちょい登場しているこのかたが、アーナンダさん。
コロンボから海沿いを走るバスのなかで、アーナンダさんはうちこの斜め後ろに座っていました。そもそも特に目指すところもなく「疲労度的に、ここにしてみる?」くらいの感覚で決めただけの目的地、ベントタ。うちこはずっと隣の席のクリシュナムルティみたいなおじいさんジェスチャー&目線で会話をしていたのですが、途中で「ここで降りようと思ってるんです」という話になった頃、うしろからアーナンダさんが参加してきました。
「どこに泊まるの?」「行ってから探そうと思って」「じゃあぼくがいい所を紹介するよ。高いホテルをすすめるビジネスマンにつかまるといけないからね」という流れ。このときは「2時ごろ着けそうだし、なんか怪しかったら途中で断わって自分で探そう」くらいの気持ちでいました。
が、ほんとに「高いホテルじゃないのに、快適」な場所へ連れて行ってくれたのでした。



お友達のディネシュさんも途中で合流。


このお部屋で3500ルピー(2730円)です。はじめは2000くらいでないかな、と思っていたのですが、即決。ものすごく居心地がいい。ノーエアコン、ホットシャワー付き。5部屋規模のプチホテルです。



まず、トイレね。シャワーカーテンがかわいい。




寝るときと着替えるときしかいなかったお部屋。いつもテラスにいました。





最後のは全体感の動画。「ここで泳げるのかな」って、すでに泳ぐ気マンマンの母。ここはなんというのかな、河というか入り江みたいなところで、ボートが通ったりするだけの場所です。



青い丸の場所にあります。このホテルの場所は「地球の歩き方」にも載っています。バス通りが赤。その一本海沿いの細い道にプチホテルがいくつもあります。



このへんのビジネスを牛耳っているこの兄弟が運営しているのだそうです。隣にあるホテル「Sunil Lanka」も同じグループで、レシートのフォーマットが一緒でした。このへんのエリアにいっぱいビジネス拠点を構えているそうです。


ビーチサイドは高級リゾートホテルばかり。だいたい一泊1万円くらいのゾーンになります。うちこたちはそこまで行かなくても、すでにこのリバーサイド・ホテルでリゾート気分が炸裂しています。



ここにするー。わーい。といったらホテルの人(ダナシリさん)がウェルカムドリンクですよ、といってスプライトを出してくれて、そのあと……



「お母さん、疲れてるでしょ」って、マッサージが始まった。ジローラモ似のアーナンダさんはものすごくスタイルがいいので若く見えるけど、55歳くらい。アーナンダさんのお姉さんがうちこの母と同じ歳なので。




て、丁寧! アーナンダさんはマッサージ師さん。10分くらいほぐしてくれた後、お金のにおいを一切させずに、まあゆっくり休んで。といって去っていきました。
母と、「なんだかよくしてもらっちゃったね……」と話しながら、そのときは「あとでまとめて請求に乗ってきたりするのかな」なんてうっすら思いつつも、アーナンダさんが働いている場所とその横のレストランの場所を教えてもらったので、その日はそこでご飯を食べることにしました。
あとね、このマッサージもホテルの案内も、ぜんぶご好意でした。ありがたや。


ちなみに夕方はこんなことになる。



このホテルは、中庭やキッチンも素敵。このときはうちこたちしかお客さんがいなかったので、出入り自由な感じで、実家のような感覚で過ごさせてもらった。




中庭。





犬はエマ。猫は名前がわからない。



キッチンへの入口。




キッチンで働いたりふざけたりするホテルの人、ダナシリさん。
ものすごくきめ細かいサービスをする。先日の日記に書い話は、この人からの手紙。
このホテルに滞在していた4日間、夕方からは母と別行動をするパターンになっていました。うちこはいつもアーナンダさんと寺院や屋台ごはん見学に出かけていたのですが、母は夕方からホテルでのんびりしていました。その間に母とダナシリさんがいろいろな話をしていたようで、母のところへ手紙が届いたのでした。


ホテルなので、夜の当番の人もいます。ガーミニーさん。



ガーミニーさんはあまり英語が話せないのだけど、いつも話したそうにウロウロしていました(笑)。



ちなみに朝ごはん以外の食事は観光レストラン価格ですが、頼めば作ってもらえます(料理のできるスタッフさんが隣のホテルからやって来る。効率的!)これはいつの軽食だったかな。テラスでNINJAをガンガンに炊いて、いただきます。



これね。


次回は朝のジャーマン・ランカを紹介しようと思います。ダナシリさんの作る朝ごはんと、エマさんと牛くんが登場します。


★ちなみに以下のリンクから予約ができるみたいです。
Sunil Lanka & German Lanka Guesthouses


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