うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ナーランダ(Nalanda) この旅最強のパワースポット

明日はスーパームーン(スーパーフルムーン)とやらで、ヨギの間でちょっとした話題になっていますね。超☆満月ってことなので、よくわかりませんけれども、スーパーサイヤ人みたいなもんですね。サイヤ人は満月を見ると戦闘力が10倍に上がるので、あながち関連性がないとはいえない気すらします。それがさらにスーパーになるには「穏やかで純粋な心」がマストらしいんで、きっといつもの10倍以上いい方向に進みますよ、地球。
そして今日はそれに負けじと、スリランカで訪れた場所のなかでもうちこ的に「ここが最強」と感じた場所をご紹介したいと思います。その名も、ナーランダ。この日記の読者に多いであろうゴダイゴ・ファンが覚えまつがいしそうな名前です。


うちこはパワースポットにとくに興味はないのですが、たまたま「空海さんが好き」という理由でよく行ってる高野山の印象からか、「その筋に詳しい人」のように思われたりする事があるのですが、ぜんぜん詳しくないです。
そんなうちこなのですが、スリランカを移動しながらこの場所だけは、なんだかものすごいエネルギーを感じました。行った後にあらためて「地球の歩き方」を読んで知ったのですが、ナーランダという遺跡は「スリランカのへそ」といわれており、島の中心にあります。スリランカ丹田、なわけです。マータレーからキャンディとは逆方向へ25キロ進んだところにありますが、基本スルーしてしまうくらいマイナーな場所で、スリランカの人に聞いても知らない人が多いです。
なんでここへ行こうと思ったかというと、「スリランカではここでしか見られないという性交の彫刻がある」と「地球の歩き方」に載っていたからです。至極ハレンチな理由です。




キャンディ・ストリート沿いのこれらの看板が目印です。ものすごく運転のうまいスリランカ人が走らせるバスのスピードでは、かなり見つけずらいです。
ここから20分くらい歩きます。1キロらしいですが、もっとあるように感じました。暑かったからかもしれません。



こんな道をずんずん歩きます。
途中でトゥクトゥクのおじさんが話しかけてきました。「家族を家に送るところなんだ。お金はいらないよ。さあ、乗って」という。



かわいらしいお孫さんたちと一緒にドライブ。



入口に着きました。




ここからさらに参道のような道を歩くと……



これが8世紀にできたという遺跡です。






これが全方囲。でも性交の彫刻は見つけられなかった。



スケール的には、このくらい。



なんだかものすごく「聖」な感じがしたのが、この本堂のような場所。



入口の裏側にあります。



この動画を見直すと、またそのときのなんだか不思議な感じがよみがえります。
「来たね」と待ち受けられたような、不思議な感覚。高野山は「呼ばれた」というそうですが、この場所はまさにそんな感じでした。



この敷地内の緑と土にもとても雰囲気があって




古墳のようなものもあります。


ものすごく、ものすごく不思議な雰囲気の場所でした。
そしてキャンディ・ストリートからナーランダへ向かう道もすごくよかった。



子どもたちが、「ハロー!」といって家から出てくるのです。何軒の家の子達に話しかけられただろう。異様に人なつっこい。さっきのトゥクトゥクの家族といい、ほかの場所にはなかったあたたかさ。
幸せの波動が満ち満ちている感じがしました。


このナーランダは、スリランカで唯一現存する7世紀頃の南インドの建築様式で建てられている遺跡なのだそうです。あまり有名ではないけれど、うちこイチオシのスポットです。


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