ホテルは一泊しか予約しておらず、その後は無計画。とりあえず来てみただけのスリランカ。ゆるゆるです。
なんとなく母と「いちおう日本でいうと京都みたいな印象のキャンディってとこに行っとく?」ということで、朝早起きしてヨガをして、早々に出かけることにしました。
朝のビーチは、こんな感じ。
ホテルからトゥクトゥクで電車の駅へ向かいます。
そして電車でキャンディへ行き、ちょっと難航しましたがゲストハウスも無事みつかり、荷物を置いて、キャンディの湖畔を散策。
こうやって見ると、「まー、美しい湖畔」と思えてしまうのだけど……
サルはゴミをあさっています。インドのリシケシのサルよりタチが悪かった。
ここは「キャンディアン・ダンス」という有名な踊りが行なわれる場所なのだけど、あまり興味がなかったのでスルー。仏歯寺はちゃんと見てきました。
スーパーに立ち寄ってみたら、こんな形で米などが売られていました。
水とクッキーと買いました。95ルピー(74円)。
わたしたちは、めちゃくちゃ空腹でした。
レストラン選びは、勘がついてくるまではむずかしい。
湖畔のピザハットの横にある、この店に入ってみることにしました。
「HOTEL」というのは「大衆食堂」って感じなの。
エッグフライライス、スリランカカレー、ファンタとスプライトで550ルピー(429円)。しかも、美味しかった。
スリランカカレーというのは、ルーのようなもののほかにスパイスのお惣菜がちょいちょい出てくる。Hal Massa(ハルマサ)という、玉ねぎとトマトと小魚フライをスパイスで炒めたものがすごく美味しくて、「これ、んまいー!」といって先にたいらげていたら、「お気にめしたか。そいつはよかった」と言って、マスターが継ぎ足してくれました。
キャンディという町はうちこにとっては「お高くとまっている」感じがしてあまりいい印象が残らなかった町なのだけど、このレストランのマスターと従業員さんの親切さはとてもよい思い出。
「ブッディスト詐欺」に遭ったのはこのあとのことでした。
なにもかもがキラキラとした思い出ではないことは、旅の学びのとても重要な要素だ。「ほっといてもお客さんが来るもんね」という町へ行くときは、少し気を引き締めておいたほうがいいんだよね。うちこはそれを、このキャンディという古都で教えてもらったのでした。