かなり前の話になるのだけど、なにげなく届いたヨガ仲間からのメールに、こんな表現があった。
普段からバンダの練習をしておくと、不意に襲ってくる事態にも対応できるようになるようです。
今日会社でうちこさんのブログを読んでいたら、
○○○の部分でふきだしそうになり、
バンダでなんとかこらえました。
このブログをよく読んでくださっている方や、親しい同僚はおわかりのとおり、うちこには異常な妄想癖がある。
なので、会社の会議でものすごくシリアスな場面でも、ちょっとした文字列などがツボに入ってしまったりする。
ちょっと専門的な話になるけど、インターネットのお仕事では開発環境でサービスを見るときに、Hostsといって特設準備会場のようなところにアクセスするおまじないを用いて画面確認をしたりする。
普通はその設定を指示するときに
Hosts設定 000.000.000.000(←数字が入る)
のように記載するのだけど、どういうわけだか
ホスツ 000.000.000.000
と書いてある指示テキストがあり、この綴りの持つ「ハッスル感」「高揚感」「アホっぽさ」そして「昭和の香り」。これらがスドーンと固まって抽象的に押し寄せてくる。ツボにはいって「ホスツ、って! もー。やだー」となってしまう。
ここ数年のうちに、何人かの同僚がうちこがこういうときに軽く意識を失っていることに気がついてしまい、「我慢です。理由はわかりますよ」とおっしゃってくださる。いろいろな部署の人にジャッジを求められている場面だったりするのだけど、もうそれどころじゃない。そんなとき、うちこの同僚たちは優秀だ。
「すみません。いまうちこさんは一時的に楽しい展開になっちゃってますが、お待ちください。大丈夫です」と、冷却時間を設けてくださる。ありがたい。
バンダバンダの丹田祭りのなか、呼吸を鎮める。
「これは言い切りを貫くところでしょう」「この流れでブラウザの戻るボタンを押したくなるUIはまずいな」「ここはあえてハイ・リテラシー感をいやらしく出してもよいところでしょう。無理にフォントサイズを上げる必要はないです」などとそれらしいことを言いながらも、丹田祭りは血祭りの域。
「ヨガやっててよかったわ」と思う瞬間は毎日いろいろなところにあるのですが、最近「あ、また楽しいこと思いついちゃいましたか」と周りの人が気を使ってくださるので、「バンダ+微笑」のトレーニングをしようと思います。
セルフ・コントロールで不測の「打ちまつがい」にも揺れない心を目指します。