インドに居る間、3回ほど現地の青年達とカレーを食べたりチャイを飲んだりする機会がありました。
そのときに、「インドはどう? なにに興味がある?」と聞かれたので、「インドのゴキブリはのんびり動くのね。日本のゴキブリはあの10倍以上の速さで動くよ。飼い主に似るのかなぁ」と、英語では言い切れないのでアクションをつけながら話したらめちゃくちゃウケて(よくわからないくらいウケた)、「とても面白いジョークを聞かせてもらった! お返しに僕もひとつ、インドのジョークを紹介するよ」と言ってひとりの青年(PINTOO君)、が話し始めました。
わたしが話したことはジョークではなかったのだけど、まあいいや。
PINTOO君:うちこさんは、"Truth" と "Trust" の違いを、どう説明する?
うちこさん:(真実と信頼だけど、さてコレを英語で言い換えて……、うーん)
PINTOO君:これはね、あるお母さんが、小さな子供からされた質問なんだ。
うちこさん:ほお。
PINTOO君:そのお母さんは、小さな子供にどうやって説明したと思う? 考えて。
はいここで、シンキング・ターイム。
ピッコン♪・・・ ピッコン♪・・・ ピッコン♪・・・
PINTOO君:わかったかい?
うちこさん:うーーーーん。
ピッコン♪・・・ ピッコン♪・・・ ピッコン♪・・・
PINTOO君:そのお母さんは、こういったんだ。
あなたは、わたしから産まれました。これは、Truth。
あなたは、お父さんを自分の父親だと思っているわね。これが、Trustよ。
ぎゃー。哲学的、かつ、ブラック!
インドのジョーク、すげーと思いました。PINTOO君の話し方も、うまかった。
まじで感動したのでした。