うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

リシケシ本屋事情。本を買うなら「Vishnu Books」

リシケシに居る間、通った本屋はすべて入って中をのぞいてきました。ほかに物欲が無いもので・・・。本屋のうちの半分はCDやDVDと一緒に本が置いてある構成で、敷地面積の小さい駅ビル内の新星堂みたいな感じなのですが、どこも「ウリ」にしている象徴人物が、「いやぁ〜、リシケシだなぁ」と。
上の写真の通りですが、サージェントペパーに参加している4人の聖者ラマナ・マハルシというのがもう五人囃子、みたいな状態です。日本にいたって、この人たちの話をできる人などそう簡単には知り合えないところ。(この日記の読者さんは別ですよ、ええ)
明らかに東洋インドに過剰なスピリチュアリティを期待してきた西洋人観光客向けの訴求。先の五人囃子のほかには、シュリー・オーロヴィンド(オーロビンド・ゴーシュ)さんやオショウ(バグワン・シュリ・ラジニーシ)さんのお顔をよく見かけました。


そんななか、やっぱりお顔の圧倒的なカワイさから、

CDショップの看板にも、ラマナ(笑)。甲高い声で女性が歌うCDばっか売ってるような店ですよ。アイドルだなぁ、ラマナ。



もはやリシケシの東方神起。ラリヒ・マハサヤ先生(右から2番目)は、この肖像しか残ってないのがなんともアレですよね。明らかに色モノ的なこう、ええ(聖者さんのことって、素朴にコメントしずらいわぁ)。スマップでいうと間違いなく草なぎ君ポジション。新橋でうっかり会えそうなところがたまりません。マハシャーヤ。隣のスリ・ユクテスワ先生がインテリジェントなイメージだけに、対比が・・・。


そんな本屋探訪を繰り返し、一番品揃えがあったのはラクシュマンジュラにあったお店でしたが、おすすめしたいのは「Shri Vishnu Pustak Bhandar」(通称「Vishnu Books」リンクはオンラインストア!)。このお店は道場やTIPTOPの近くにあります。本の置き方が丁寧なんです。ほかはけっこう埃まみれで。このお店は基本的に本ひと筋ですが、ちょこっとかわいいノートも売ってます。本を買わない人は、この店でノートを買いましょう! お友達の分も、たーんと買いましょう!

なにがいいって、この店、店員のANKIT君の品出しスピードがたまりません。
うちこのつたない英語とヒンドゥの発音で「I'm looking for まーあなんだまいー」といえば、アナンダモイ・マーに関する本をササッと並べてくれて、「これはまるごと一冊すべてMa Anandamayi」「これは、一部に登場してる」「読んだ人には、これが一番いいと言われている」などのポイントを説明してくれます。
小さな書店の品揃えだから知ってて当たり前なんだろうけども、やはり日本の書店の店員さんではこうはいきません、このジャンル。



しかもANKIT君、普通にハンサム。これはどうしたもんやら!(笑)。
ANKIT君はカマル先生と面識があるので(初日にANKIT君が先生に挨拶しているのを見たとき、素敵な笑顔だったので記憶していた)「わたしは、Mr.カマルのところに通っています。ここを旅立つ最終日にここで買います。商品を、じっくり見ておきたい」と伝えて、「らりひ まはしゃーや!」「しゅりー ゆくてすわーる!」「しゅりー おーろびんど!」などなど、ガッチガチのカタカナ・ヒンディを言い放っては、いろいろ教えてもらいました。ほとんど呪文(笑)。

うちこはここで本をいっぱい買ってもそもそも英語の本を読むのは難儀ですから、「渾身の一冊」を吟味し続けていたのですが、毎日顔を出してもニコニコと、そしてお父さんらしいおじさんもどれだけ長居しても嫌な顔ひとつせず、放置。ありがたや。
そして選んだ一冊が、これ。ANKIT君イチオシのやつは、わたしの英語力では半年かかりそうなので、こっちの最新だけど薄めのやつにしました。文字量が多すぎず、Ma Anandamayi の写真増量! みたいなキャッチコピーにつられて。245ルピー(534円)。もっともっと大人買いもできたけど、また行ったときに買えばいいしね。というよりも、英語読めないからね、わし。


ANKIT君とは、お店の近くでなくても町ですれ違うと挨拶したり、ちょっとお話したり。よく会いました。



メアドを交換したのですが、この旅でメアド交換した男子の中で、いちばん字が綺麗で知的です!(でもなんか、腹でてんだよなぁ。謎) たくさん話すと惚れちゃうので、女子のみなさんは要注意です。バイト募集してないかなぁ。ネット店舗の受注とか、けっこういい仕事できると思うんだけどなぁ。