うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

とことん街歩き 魅惑のスイーツとリュクサンブール公園

この日は土曜日。ユミコちゃんの仕事がお休みなので、リチャードも混ざって三人で街歩きを楽しみました。この日はお散歩日和で青空いっぱいの写真ばかりです。
この日の行動
朝のヨガクラスへ→ユミコちゃん&リチャードと合流してランチ→セーヌ川を越えてソルボンヌ大学方面へ→Saint-Germains界隈のパティスリー→リュクサンブール公園→国立中世博物館→モンパルナス墓地→パッサージュをのぞく→リチャードのアパートでディナー

▲天気がよいので朝ヨガの通学路を写真に撮りました。これは、通学路から見える休日のマルシェ。

▲ホテルの近くにあるギャラリー。看板がかわいらしい。

▲休日のギャラリーは絵画教室になっていて、中で5人くらいの人が黙々と油絵を描いています。写真を撮るには失礼な集中ムードだったので、ギャラリーの中の様子をダイジェストにしたポスターの写真を撮りました。

▲これは、ホテルのエレベーター。写真ではスケールが伝わりませんが、ホテルもユミコちゃんのアパートも、エレベーターは二人乗ったら満員の小ささ。しかも、ちょっと太めの人はドアが閉まらないかも。私がこのまるで物置のようなエレベーターのことを「イナバ物置」と言っていたら、ユミコちゃんが「それなら100人乗れちゃいますって」と、海外ボケしていない正しい日本人のツッコミをしてくれました。

▲パリで二度目の外食! リチャードおすすめのカジュアルで雰囲気のよいフレンチレストラン「l' Epicerie Restaurant」へ行きました。「les Hall」というエリアのにぎやかな通り沿いです。

▲食べたのは、鴨肉に甘いソースで味付けしたものに、マッシュポテトとベーコン、マッシュルームを混ぜて味付けしたもの。このほかは、パンとお水。13ユーロ(2080円)くらいだったと思います。このときはあまりに外の天気がよく、シャープな頭でパリを感じたかったのでワインはやめておきました。お水は、ボトルでミネラルウォーターを頼むと700円くらいするのでびっくり。レッスンの後でのどが渇いていたので、黙っても出てくる水道水をこのときばかりは気にせずがぶ飲み。このレストランのカードを持ち帰ったらURLがあったので記載しておきます。お料理のメニューも値段ものっています。
★「l' Epicerie Restaurant」 http://www.epicerie-montorgueil.com/

▲この日もポン・ヌフを渡りました。馬が歩いていました。

オデオンのあたりを散歩して、サン・ジェルマン方面へ。「Mariage Freres」というお茶屋さんに立ち寄り、季節限定商品ぽい「Fall in Love」というとても素敵な香りのお茶を師匠へのお土産に買いました。(帰国して渡したら、においだけかいで、あとは道場においておくから飲んでいいって!)日本にもある有名なお店のようですが、このときまで知りませんでした。ちなみに銀座に日本の本店がありました(笑)。
★「マリアージュ フレール」 http://www.mariagefreres.co.jp/the/index.html



▲パリに来てから、何度ものけぞるくらい美しくかわいいスイーツを横目に見て来ましたが、あまりに物価が高いので「これは、お金持ちの人が食べるものだから、私たちは最後に一回だけ食べようね」とユミコちゃんと二人で励ましあってきました。今日をその日と決めたので、とても賑わっているこのショー・ウィンドウのパティスリーにしました。「Gerard Mulot」というお店です。検索してみたらここもウェブサイトがありました。
★「Gerard Mulot」 http://www.gerard-mulot.com/


▲パティスリーからリュクサンブール公園へ向かう途中の景色。

リュクサンブール公園に到着。広大な公園の前身はリュクサンブール宮殿の前庭だそうで、かなり敷地を減らしたそうですが、大きな公園です。

▲「公園でスイーツを食べるところを探そう」ということだったので、よいベンチを物色。場所が決まったので、「開封〜!」ユミコちゃんとリチャードはとっても濃そうなチョコのスイーツ。うちこはモカのシュークリーム。

▲けっこうでかい。んまかった! 結局この「我慢の結晶スイーツ」はリチャードがごちそうしてくれました。感謝。

▲ユミコちゃんとリチャード。せっかく日のあたり具合も二人の収まり具合もいい写真なのに、リチャードはまたふざけていました。我ながらこの素敵なカップルがうまく撮れたと思うショットです。

▲「モンスターやれ」というカメラマンの命令で、私たちはこんな写真になりました。

▲このあと、自由の女神の像など、リチャードの説明をききながら散策。これは、ゲートボールのようなことをしているおじさんたち。とっても楽しそう。「PETANQUE」というスポーツで、砲丸のような球をぶつけて点を競うゲームのようです。

▲こんな美しい景色ばかり。「シザーハンズみたいだー」と日本語で反応する私に、リチャードが「チョッキチョッキ・・・」とモノマネを始めました。リチャードはユミコちゃんと私が日本語で話をしていても、こんな風に途中にでてくるカタカナ英語を拾って解説を始めてくれるから、気を使わなくてよくて本当に助かるガイドさんです。頭がいいんだなぁ。

▲散歩する人、読書する人、それぞれが思い思いの時間を過ごしている、とっても素敵な公園。パリでたくさんの景色を見ましたが、ここがいちばん印象に残っています。

▲これは、メディシスの泉。ギリシャ神話の一場面だそうです。下のカップルの女性のほうに恋をしている神が、上から嫉妬している様子だそうです。この、神の表情がとても印象的でした。

リュクサンブール公園近くの博物館。

▲ここは、国立中世博物館。中へは入りませんでしたが、帰ってからガイドブックで確認したら、中がとても素敵な様子。次回はこの中へも行きたいな。

▲ひょっこり姿を現した、マフラーの色使いが素敵なお姉さん。パリの人たちのファッションは本当にオシャレで、こんなふうに原色の使い方がニクい人ばかりです。
このあと、ユミコちゃんがまだ墓地を見たことがなくて、先日の墓地体験からまた墓地へ行こうということになり、モンパルナス墓地まで行ったのですが、着いた時間がクローズ時間で、塀のドアの隙間から覗き見だけしてまた中心部へ戻りました。

▲歩きながら、パッサージュへ。

▲ドアノブ屋さんの光景。お菓子みたい!
この日はこのあとリチャードのアパートで夕食を食べることになりました。どうしてももう一度チョコクレープが食べたかったので、それだけは主張。スーパーとクレープ屋さんで買出しをしてディナーを楽しみました。そのあと、お茶を飲んでいたのですが、私が部屋にあった怪しげなものを見つけてしまいました。

▲リチャードの舞台用の変装グッズ。つけて遊んでいたら、リチャード参戦。


▲三人で楽しくセルフタイマー遊び。靴下の裏は、滑り止めです。NIKEのお気に入りの靴下です。

▲191センチもある大男の靴はでかい。履いて遊んでいたら、ユミコちゃんが面白いパースのついた写真を撮ってくれました。

▲右の靴が23センチ。
この日は歩いて食べて、楽しく笑って本当によい一日でした。結局スイーツからディナーまでリチャードにごちそうになってしまいましたが、リチャードが来日した時にたーんとお返しすればいっか。ガイドしてもらう立場になって、リュクサンブール公園を歩きながらユミコちゃんとも話したのですが「私はこんなふうに日本の文化を説明できるだろうか」ということをよく考えました。私は、どんなことが国際的に有名なのかもよくわかっていないから。これからは引き出しを広げて、もっと日本のことを勉強しなくては、と思う一日なのでした。