先月、静岡へ行ってきました。到着した土曜はお昼を過ぎていたので、夕食の時間まで書店巡りをしました。
北街道・水曜文庫
すばらしい品揃えで、楽しくて長居してしまいました。
お店の書体もいい感じ。
林芙美子の「めし」の文庫本を入手することができました。原節子主演の映画版を観る前に、原作を読んでおきたいと思っていたのですが、「めし」は青空文庫にないのです。
そのほかにも、買うか迷った本がいくつもありました。三島由紀夫の文庫もいまの感覚で再評価されているものがたくさん置いてありました。
ヨガ本のコーナーには佐保田先生の本のほか、クリシュナムルティやラマナ・マハルシの本がありました。この街のイチオシ古本屋はこの書店です! と断言します。
場所は、「学生服のやまだ」からもう少し鷹匠通りの方へ歩くと、やまだと同じ側にあります。
北街道・栄豊堂書店
ここも古書店で、水曜文庫の向かいにあります。
雅子さまと天皇のご成婚時の写真が表紙になった雑誌が目立つところにあって、時の流れを感じました。
鷹匠通り・HiBARI books & coffee(ひばりブックス)
ここは新品を売る本屋さんで、今どきのやる気が湧く書店!
ちくま書房の文庫が集まった棚の近くに、これからの生き方についての本がまとまっていて、立ち読みを始めたら夜にホテルで読みたい気分になり、藤原和博さんの「45歳の教科書」という本を買いました。
わたしが行った日は「ハハハノ鳥と布と箱と物語と」というHAHAHANO.LABOさんの展示が開催されていました。
(中のギャラリー作品は写真撮影OKでした)
<余談>鷹匠通りのゼレンシック(テイクアウトのビリヤニ専門店)
ひばりブックスの並びに(数軒東寄り)に、とても気になる一角がありました。
ゼレンシック (ZELENSHCHIK)
毎日昼にお弁当を売る、売り切れ次第終了のお店。
Instagramを見つけました。
七間町通り・太田書店
映画館の向かいにある古本屋さんです。
ここも、近くへ来たら毎回立ち寄りたくなるようなお店で、奥の方には岩波書店もまとまっていて、マメに通うと掘り出し物に出会えそうです。
そのほか
ひばりブックスの並びにある洋菓子店スウィングの文字が「スヰング」で、すてきな書体でした。
変換で出したいときは「ウヰスキー」と打つ、あの字です。
そのままさらに歩いてビリヤニ屋さんを超えていくと、ヨガ教室の看板がありました。
鷹匠通りでズバッとした看板を見つけて、ズバッとしてていいなぁと思いました。
七間町通り方面では、夕方から開くバー喫茶を見つけました。
ちょっと入ってみたくなるようなお店ですよね。
こんな感じで、3時間くらい、ずんずん街を歩きました。
知らない街を歩いてみるのは楽しいものですね。