埼玉県深谷市へ行ってきました。駅にある観光案内所でマップをもらって歩くとめちゃくちゃ楽しい深谷。いくつかのエリアに分けてその様子をお届けします。
これをもらって歩きました。
「深谷」という交差点を中心に広がっていることがこの地図でざっくり理解できます。
小林商店や深谷レンガホールのある道
中山道もすてきですが、クロスする道沿いにある景色もレトロ。
駅の方角から北上していくと小林商店の建物があるのですが、この2軒の並びがたまらん…
こんな感じです。
深谷レンガホールはこんな建物でした
たまらんです。
マップに載っていない景色も、視点を移動させると魅力的な瞬間だらけで…
ちょっと飲んで帰りたいような気分になりました。結局別の道で飲んで帰ったのですが。
姫の湯、福島邸のあたり
小林商店の近くの地蔵通り周辺は、少し上に目をやりながら歩くと楽しいです。
姫の湯という銭湯のあたりの景色。
福島邸の周辺は、子どもだったら大冒険に感じるであろう小路がいっぱいでした。
深谷交差点からの中山道。坂本邸のあたりまで
旧七ツ梅酒造と深谷シネマ周辺の様子を先日書きましたが
ここへ到るまでの道もかなりすてきです。
この角で、ついつい立ち止まりたくなるのだけど、けっこう車が通る。
株式会社関根弁之助商店(旧字で)。すてき…
糸屋製菓店
ここは耳鼻科。このとなりが深谷シネマのあたりで
こういう感じになってゆきます。
そして坂本邸のほうまでくると、落ち着いてきて
また雰囲気が変わってきます。
滝澤酒造周辺
坂本邸の奥に見えるのは滝澤酒造のえんとつです。
夕暮れ時のこのあたりはかなりノスタルジックな風情。
こんな景色にも出会えます。
うだつを見つけたり、脱力書体を見つけたり
今年の夏に徳島県美馬市で知った「うだつ」らしきものをこの町でも見かけました。
これ、うだつじゃないかな…と思いながら歩きました。うだつが上がらない、のうだつです。うだつが上がっているという事は、成功の証。
ほかにも、
駅の近くの手芸店で「糸」の左右が毛糸だまのようにしてある書体を見てニヤニヤしたり
コンビニの駐車場の奥が蔵なのを見つけてニヤニヤしたり
煙突のある景色はなぜ人をノスタルジックな気分にさせるのだろうと考えたりしました。
釜屋金物店周辺もすてき
「深谷」交差点から東のほうにある釜屋金物店周辺もすてきでした。
奥に見えるえんとつは、日本酒製造・藤橋藤三郎商店のえんとつ。
ここは東京から片道1時間半。深谷は歩いていける見どころがいっぱいで、日帰り散策におすすめです。