うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

書を捨てよビリヤニを食べよう

頭の中のおしゃべりや反芻思考が止まらないときに、運動はとてもいい。
絵を描くことや塗り絵のような作業も、とてもいい。楽器を演奏できる人は、それもよいのだろう。
フロー状態に入ると思考が止まる。

 

今日はそれに加えてトライしやすい方法を再認識したのでここに書こうと思う。
それは

 

 

 目を閉じてビリヤニを味わう

 

 

米もスパイスも香って奥行きがすごいビリヤニ。スプーンで食べられる。素手で食べるわけではないので所作の面でも集中しやすいビリヤニ
東京だと、虎ノ門清澄白河にあるナンディニのベジタブルビリヤニか、上野のヴェジハーブサーガのビリヤニか、早稲田ムガルカフェのビリヤニが瞑想に向いていると経験から思う。
瞑想の要素を抜きにすれば西大島ハビビのビリヤニが好みだけれど、このお店の場合は付属の「ライタ」とのハーモニーによる相乗効果が異様に高いため、ついつい「次はもう少しライタを多くかけよう」という邪念が起こりがちで瞑想には向かない。
━━ という意味で、「いいから黙って口に入れて、目を閉じよ!」と指示しやすい、ナンディニとヴェジハーブサーガとムガルカフェのビリヤニがわたしのおすすめになる。

 

友人と行くと、ついつい「おいしいね」と話したくなってしまう。
それじゃあ瞑想にならない。でもいい。それもいい。

結局のところ「おいしい」しか言っていない会話の時間はよい印象記憶になり、これも精神のメモリー機能の浄化作用をもたらす。

 

 

ネットの記事や動画や音声を開いて、日々のぐるぐる思考を棚上げできる材料をせっせと摂取するよりも、出かけて食べるビリヤニ一皿のほうがいい。全身にいい。

印象には「経験を伴わない印象」と「経験を伴う印象」がある。

 


今日はビリヤニ瞑想のお話でした。
味についてはいちおう、日々の探索調査を経て書いています。

 

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これはムガルカフェのビリヤニ。やさしいお味。

メトロの早稲田駅から徒歩10分、高田馬場駅からだと徒歩20分くらいです。