うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

東大病院リハビリ科の鍼灸博士が教える 最強のボディメンテナンス 粕谷大智 著

わたしは職場の人へのちょっとしたねぎらいギフトを、「せんねん灸」のアンテナショップで買っています。
週末に開催している銀座ヨガクラス会場のすぐ近くにあり、とてもすてきなパッケージのギフトがいろいろあります。そこで買い物をするとサンプルをもらえるのですが、そろそろ自分にも灸を据えてみようとこの本を読んでみました。

この本のタイトルは「最強のボディメンテナンス」と謳っておりなんだかすごい感じですが、後半がお灸やツボの説明になっています。
じーっとしているのが苦手なわたしは、この本で太衡(たいしょう)というあらたなツボを覚え、ここにお灸を乗せてピリピリ感を楽しんでいます。このほかには、もともと知るつもりはなかったのに知った三陰交(さんいんこう)にもお灸を据えています。

練習の最後のほうで、押す気はなくても押してしまうところ…

 

この本には日常にありがちな不調と、そこにアプローチするツボの説明が載っているのですが、以下の説明内容にすごく心あたりがあります。

東洋医学では、筋肉は肝と深いつながりがあると考えられている。たとえば、ふくらはぎの筋肉が収縮して痙攣している状態である足のつり(転筋)は、肝の血=肝血が不足したために起こる「肝血虚」の症状のひとつ。進行するとしびれが生じたりもする。
(症状13 足が疲れやすい より)

ヨガを長くやっていると足のつりやすい人に一定数会うのですが、わたしはつりやすくはありません。
「肝血虚」をヒントに食事について調べてみたら、わたしはもともと「肝血虚」によい食材が好きでよく食べていることがわかりました。薬膳をヒントに調べるといろいろ出てきます。
具体的には人参、黒きくらげ、いか。わたしは中華料理屋で食べる五目そば(or 五目焼そば)が大好きなんですよね…。


それにしてもお灸って、ほんとうにピリピリしておもしろいですよね。あのピリピリはどういうメカニズムなのかと不思議でなりません。