職場にあった行動マーケティングの本を読んでいたら、説明に「朝三暮四」という諺(ことわざ)が出てきて、はじめてその諺を知りました。
由来は、以下のことだそう。
中国、宋の狙公(そこう)が、飼っている猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ、暮れに四つやると言うと猿が少ないと怒ったため、朝に四つ、暮れに三つやると言うと、たいそう喜んだという「荘子」斉物論などに見える故事から
(コトバンクより)
これは、わたしがインドにいたときに哲学の授業で聞いた「モンキーマインド」の話と似ていて、おもしろいなと思いました。
中国の故事の場合は、猿と対話をしているのもおもしろい。さすが、ハヌマーンを孫悟空にしちゃう国だわ!
インド思想を学ぶ時、わたしはたまに「西遊記を見てきた日本人でよかったわー、たのしー」って気分になります。
いま四つよこせーーー!
(この猿はインドの教室のマジックミラーに興奮していた猿)