わたしの今年の初詣は、たまたまですがこのギーター寺院でした。
地球の歩き方の地図に「ギーター寺院」とあるので行ってみました。アーメダバードの駅前通りからヴィヴェーカーナンダ通りに入り、左折してギーター・マンディール通りへ向かいます。長距離バススタンドの方面へ進んで「ぎーたーてんぷる、ぎーたーまんでぃーる」と5人くらいに言えば必ず誰かが「あっちだよ」と教えてくれることでしょう。
長距離バススタンドを指すときも現地の人は「ギーター・マンディール」と言っていて、ギーター・マンディール通りにあるバスターミナルという意味のようです。
ヴィヴェーカーナンダ通りから少し進んだところに門があって、そのあたりをバススタンドのほうへ左折します。(駅から向かう場合)
塀に鏡をつけて路上で営業している、バススタンド近くの床屋さん。この街ではこういうのをよく見かけました。
ここです。迷ってもとにかく「ぎーたーてんぷる」「ぎーたーまんでぃーる」とひらがなの発音で言えば誰かが教えてくれます。
この街はイスラーム・モスクでもジャイナ教寺院でもこのギーター寺院でも、「あら、いらっしゃい。入って入って〜」という対応で、「しっしっ」みたいな追い払われ方は一度もされず、とにかく「よう来たでねえか。おめさんどこから来た」という感じで受入れてくださる。わたしがこの街を大好きになった理由はこの一貫性。
靴を脱いで入ります。
アルジュナだー!
ハヌマーンだー! と、ディズニーランドへ行ったときのような感じになり…
ガネーシャさんに…
ふぅ。ギーターを読んで気分を鎮めました。こちらは第12章。節が少ない12章。
こちらは第11章。クリシュナがアルジュナのリクエストにお応えして小林幸子級にギンギラギラギラ、ジャジャーン☆ をやってくれるあの11章。
ギーター寺院ではあまり見られない地獄教育的おしおき絵画。やってる人たちが仏教のように鬼じゃないので妙になまなましく、ハラスメント感が満載です。
見どころいっぱいで、ここでずっとぼーっとしてても何も言われないどころか、「あれは見たか?」「このクリシュナは見たか?」「上の階にも行ってね」と、いろんな人が声をかけてくださいます。
暑い季節に来た人はとてもひんやりしていて涼めるので、祈って休めて笑えるスポットとしておすすめです。