Kindleで簡易版みたいな本が手ごろな価格でどばーっと放出されることがある。読んでみたら、本の要約をした本みたいな文字量。
著者さんはたくさんの本を読みたくさんの本を出版する、ということが仕事の一部になっているような感じなので、この割り切り方なのだろうと思う。
書いてあることのリスト自体はほんとうにそうだと思うものが多かったけど、そこにいたる文章は若者を思考停止させてしまいそう。いっかいは経験して「これ、もうやめたいな」と思ったときに背中を押してもらうならよいけど、「あ、これやったら無駄なやつだ」という目で世の中を見るといろいろ損だから。
この本を読みながら、これはないわーと思ったことがあった。
わたしがなんとなく意識している「しないことリスト」(明確なものはない)のなかで、以下はなにげに重要とあらためて感じた。
「有名人のお客様」を語ること
昔の沖先生の本を見るとたまにあるけど、当時にしてはかなり抑制されてます。
このへんのスタンスはとても重要と思う。
そういう、自分なりに大切にしたい些細なことがあぶりだされたという点で、思わぬ効果がありました。
「こんな有名な先生に習った」はいいと思うんだけど、逆はなんかヘンよね。
▼Kindle版です
あなたの仕事に革命を起こす!「しないことリスト」
posted with amazlet at 13.11.13