うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 長谷部誠 著


以前サッカーの好きな友人から、わたしが意図的にやらないことについて「長谷部みたい」と言われたのをきっかけに、気になって読みました。
わたしの場合はなんてことはない、「SNSで近場にいる日本人とつながっていない。やたらに登場しないようにしている」というだけのことなのですが、でも「取り組むべきことがある」と思うことのある生活の中では重要なことだと思って、そうしています。関係を絶とうとしているわけではなくて、友人知人に雑な連絡をしてしまう可能性のある手段を自分に与えないようにしています。(少しまえにnoteのほうに書きました


この本が出たのは長谷部選手が27歳のとき。
「正論を振りかざさない。」というトピックでは孔子が引用され、一方でミスチルの歌詞もたくさん出てくる。一冊を通して読むと、いまの世の中で自分を律したり鼓舞しながらやっていくうえで教訓とすべきことの選択のバランス感覚に驚きます。真面目な性格を自認しつつ、それが他者に対してよくない感情を引き出す材料になっていないか、そういうところまで考えている。とくに、他人を表面的な部分で判断しないための考えかたが印象に残ります。
こんなことも語られています。

 僕は就職したことがないので、自分の立場をビジネスマンの人たちに簡単には置き換えられないけれど、会社でも組織のベクトルと個人のベクトルを一致させられれば、どんな仕事でも自分を生かすことはできるのではないか。チームの穴や業界の穴を分析し、誰よりも早くその穴を埋めていく。そうすれば、誰もが気づいてくれるわけじゃないけれど、必ず見てくれる人はいる。
 これからも僕は、組織のために足りないものを補える選手であり、組織において不可欠な人間でいたい。そうすれば、たとえ目立たなくてもピッチに立つことができるだろう。
(「組織の穴を埋める。」より)

「ピッチに立つことができる」だけでも多くの人のポジションを奪っているという自覚が常にある。
本のリストや睡眠前の愛用品も載っているのですが、睡眠の話がすごくよかったです。時差への対応のチューニング方法などは、「すごっ!」と思いながら読みました。


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