うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ブッククラブ回(東京・青山)

ブッククラブ回
まえにインタビューが丁寧でおもしろい、という日記を書いたことがある「ブッククラブ回」という本屋さんへはじめて行ってきました。
最近意気投合した仕事仲間と本の話になって、ブックカフェめぐりが趣味だというので「いってみたい本屋さんがあってね」と話したのがきっかけ。「わたしも〜」という共通の知人(アスリート女子)がもう一人合流して、本屋で落ち合う楽しい展開に。


入り口の階段を下りてすぐに、目がとらえた文字列「キャロライン・メイス」。目を下にうつすと、「アレクサンダー・テクニーク」などが並ぶ。これだけで何冊もある。
身体論系は、わたしがアスリート女子にガイドする。入り口に近い棚に、濃い身体論棚がある。野口先生の本がひととおり揃っています。すばらしい。彼女は鴻上尚史氏の身体発声もの(これと似たような)一冊を購入。
法則好きの彼女は、タルボット周辺の棚でも悶々としていた。


心理学系は、心理学科卒のお姉さんがガイドする。
瞑想の棚の前で、ヒソヒソと雑談になる。明恵の数冊を前に、さらに盛り上がる。


うちこ 「やっぱイケメンは、書く人のメンツもちがいますな」
ねいさん「え? イケメンだったの? わたし、夢日記つけてるから、明恵はわりと神って感じだったのだけど」
うちこ 「イケメンだったらしいっすよ。肉欲葛藤の深みもまたちょっと独特じゃないすか。興味深いですよ」
ねいさん「ほっほぅ」
(そのふたつ隣の棚にびべたんの本がたくさんあって、「ねいさん、イケメンといえばね……」と展開したくなったのだけど、もう閉店間際だった)



好き放題です。



うちこはレジのすぐ横にあったヨーガ棚で、これを買いました。



閉店20分前に駆け込んだ心理学ねいさんは、このチョイス。



人が選ぶ本の話を聞くのはおもしろい!
この本屋さんは、棚ごとのまとまりが自分のアルバムのようでおもしろい。2年前のわたしだったら、ここかぶりつきだったなぁ、でもいまは、ここ。
というように、自分の学びの変遷を振り返るような、そんな楽しさがありました。



心理学ねいさん「これは、定例にしたいね」
アスリート女子「まさにブッククラブだね」
地味ヨギうちこ「きれいにまとめるなぁ〜」



なんていいながら、飲んで帰りました。


このブログで紹介した本の半分はすぐ手に入るんじゃないかな。
ざーっと並ぶ文庫のなかでも天風先生うのちヨギの本が並べて置いてあったりする。
わたしは書店で「本を関連付けて並び替えたい」という衝動がおさえられず、ついやり切って帰ったりすることがあるのだけど、ここはもうぜんぶやってあるから「こうきたかぁ〜」という感じでおもしろかった。


楽しい本屋さんですよ。