スリランカへ旅立つ前に、誰か行ったことある人がいないものかとヨガ道場でほかの生徒さんに声をかけてみたら、いました! ひとり。
昨年末にアーユルヴェディックな癒し旅行へ行ったという、ナオカちゃん。両替のこととか、持ち物のこととかいろいろ事前に教えてもらったのですが、彼女が「これだけはあったほうがいい」と強調していたのがこれ。
蚊対策グッズ
荷物は母と役割分担をして持っていったのですが、母が「虫よけスプレー」「ムヒ」「蚊取り線香」の3点セットを持ってきてくれました。
全部はげしく使いまくりました
この捕獲写真ではいまひとつ伝わりにくいのですが、スリランカの蚊は多いだけでなく、脚が長い上に、たぶん針も長い。
服の上からも刺されちゃう。
そんなスリランカでは、こんな看板を見かけます。上の写真はそのアップなのですが、街なかにある、これ。
NINJA EXTRA POWER10 10時間、ガツンと効くぜ!
「10時間って、短くないか?」と思っていたのですが、旅をしているうちに気づきました。インドでもそうでしたが、蚊のいる季節にファンを回さないで寝るという行為は、蚊に対して「ぼくをお食べ」と頭を差し出す献身的なアンパンマン状態と同じなのです。
ファンの風で早く減る。
ちなみにスリランカの忍者は緑色ではなくて
スリランカでは、
NINJA PLEASE! = 蚊取り線香を炊いてください
以上で通じてしまいます。
うちこは特に最後に過ごした宿のおじさんたちに「シンガリー(シンハラ語)を覚えようとしている勉強熱心な子ども」としてかわいがられる展開になったのですが、足を掻きながら「NINJA PLEASE!」と言ったら「おお! そうか。忍者がいるね! がはは」といって出してくれました。
ちなみにシンガリーでは「マドル・コイル」と言います。「ドル」のところは、K1グランプリの選手紹介並みにものすごく舌を巻いてください。コイルのところは「コイール」、と伸ばします。
他の宿の従業員さんとも蚊取り線香の話をしました。お礼に少し、日本の緑の忍者を置いてきたりしました。ちなみにスリランカの蚊取り線香はインドネシアから輸入するものから広がったようです。(参考記事:スリランカのニュースサイト)
蚊のいるエリアの宿ではどこも
それからスリランカは「オヤジギャグが異常に進んだ国」でもあったのですが、スリランカのおじさんはムスリムの女性を指差して、
と、コソーリささやいてきたりします。笑っていいのか困惑してしまいました。
オヤジギャグ先進国の件については、今回の旅で最後に訪れた街が異常にすごかったので、そのときにまた書こうと思います。