うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

あたたかいことと、タロウくんのことば

今日が仕事納めでした。なんと久しぶりに帰りのバスで寝過ごしてしまい、運転手さんに言われるがままに別のバス停まで歩き、間違えて行った先の10時44分の終バスで家に着くことができました。戻りのバスも同じ運転手さんで、「料金はいいですよ」と言われました。本来降りるべきバス停の手前で、うちこが起きているかチラリと確認してくれていました。やさしい……。でも、そんなに見るからに疲れていたのかな、と少し思いました。
その後家についてからも、なんだか今日は「ありがたい」と思うことが続く一日でした。


うちこにとってこの一年は、いろいろな面で環境の変化や世相の変化、それによる出会い、与えられたミッションから学ぶことが満載で、別にいつもどおりにしていてもしんどくならざるを得ない一年でした。
今まで一度もやったことのないポーズだけで90分こなしまくるヨガが毎日、みたいな、本当にそんな感じ。


そして今日は一年の最終出社日。うちことは違って転職の道を選んだ人々から「最後のご挨拶メール」が数通届きました。そのなかでも、仮にタロウ君としておきますが、彼のメールにあったひとことが、すごく心に刺さった。部署も全然違うし、仕事でもよく考えたらほとんど関わっていないのだけど、共通のお友達が多かった関係で、フレンドリーに接してくれていました。
以下は、タロウくんのことば。

この10年でわかった事は、密度の濃い時間も、薄い時間も、自分次第だということ。
そして、密度が薄かった時間は、思い出せなくなってしまうということ。

彼は、間違いなく素晴らしいカルマ・ヨギであったと思う。もちろん、今後も。
キャラも優秀さもぜんぜんかけ離れたタロウくんとうちこには、ひとつだけ共通点がある。
彼の母も、ヨギ。でもタロウくんは、カルマ・ヨギ。
今まで、なんでお母さんがヨギなのに息子はこんな感じ(プロテイン似合いすぎ)なんだろう、って思ってたけど、誤解だったなぁ。人を見た目のモリモリ感や話し方などで判断してはいけませんね。彼のことばから、ヨガはできあがった型ではなく、いかに集中できたかだってことを、あらためて思い出す。


そのほかにも、なんだか今日は、ヨガの周りであたたかいことがふたつ。


ひとつめ。
実は先日、沖先生監修のLPレコード(ヨガ指導)を入手したのですが、うちにはレコードプレーヤーがない。とりあえずそんなときは、まっ先に機材を絶対に持っていそうなLIFE君にきいてみる。ふたつ返事で引き受けてくれたのですが、


 「うちこさんがそこまでして聴きたい音、気になりますね」と言われ……
 「う、うん。あのね、音楽じゃないの……。これ……」
 「あ……。なるほど。でもこれはこれで気になりますね(笑)」


なんて流れで、すぐにデジタル音源に落としてくれたのですが、


戻ってきたレコードに、額縁が。
「ものすごく、こう、レトロないい雰囲気のジャケットだったから。飾りましょう」って、最初は半分あきれていたであろうに、あたたかい……。
しかも、「これ、出だしがめちゃめちゃいいムードで、まあ聴いてたらやる感じになるじゃないですか」ってことで、軽くヨガデビューもした模様。「あんなに(説明が)早いんですか。しかも、中の説明のかたちと違うポーズができあがってました」って、これは全くの初心者の人の感想ね。実際はめちゃスロー・ナビゲートです。詳しくは聞き込んで実践してから、個別にトピックを立てて書きます。


ふたつめ。
帰ったら、本が届いていた。


すべて、ドツボなチョイス。
このブログを通じて知り合って、京都を案内していただいたことがある「中村元ファンクラブ女子(いまのとこ、メンバーは私たちだけ)」から、「古本市で見つけました」と。シンプルな説明のお手紙の中に、愛があふれていました。くわくまさん、ありがとう。


今年もあと数日。いろいろあったけど、とてもあたたかい心にたくさん触れて、ありがたくてしょうがない一年だったなぁ、という気分になれた、よい仕事納めの一日でした。


最後に。おまけ。
TMネットワークが好きな人もいるかもしれないので、LIFE君のワークをご紹介しておきます。

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2 FANKSにはちょっと・・・
4 当時の曲がまるで蘇生したかのよう。
3 「 原曲の素晴らしさ 」があるからこそのアルバム...
4 また別の素晴らしいTM
5 第二弾を希望