うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

会津の南泉寺、成法寺、圓蔵寺

海の日の連休に、ヨガ・リトリートの予定で会津只見へ行ってきたのですが、結局わたし一人ということで、半分は寺巡りをしていました。会津田島駅まで迎えに来てくださった松義先生、yujiさんとともに車に乗って、山の中を走っているうちに、「結局うちこさんは、お寺のほうに興味があるようですね。それはそれで、楽しみましょう」ということになり、期間中アーサナ行法などは通算20分くらいで(笑)、寺巡りにあてた時間がその何倍も! という気まぐれ合宿になってしまいました。(ダイジェストは、こちら
行ったのは、南泉寺、成法寺、圓蔵寺の3つのお寺。このほか神社もありますが、マラソンの途中で神社を見つけて立ち寄ったりしたので、それはまた後日。


この旅がこうなってしまったのは、最初の言動がはじまりで・・・
車で先生のお宅へ向かう途中、高床式の、茅葺き屋根のなにかが「おーい。こっちおいでよ。楽しいぞぉ」という雰囲気で妙に目についてしまい「先生、あれはなんですか?」「知りませんが、気になりますか。行ってみましょうか」ということになり、通り過ぎた後だったのですが、もどっていただいたんです。
そこは、「南泉寺」という浄土真宗のお寺でした。うちこが気になったのは鐘桜門で、1794年に建立とのこと。



年期はいってます。そんなに大きくないです。






中に釣鐘があって、なんと突き放題! 年末でもないのに、突き放題! でした。嬉々として突いちゃいました。たのちー!





この中から外を見ると、こんな感じ。田園風景。





グラマラス菩薩もおり、その下の天使的童子たちは





プリケツにくもの巣かけてました。お尻、拭こうね。



この到着の日に、「お寺、好きなんですねぇ。そういうことなら」ということで、もう少し車を走らせたところにある、松義先生おすすめのお寺に立ち寄ることになりました。「成法寺」という、観音様をまつったお寺です。平安時代初期に徳一和尚によって開山したと伝えられています。法相宗の道場の跡とも伝えられるお寺。



んまぁなんと素敵な風情。





苔が青々と、美しい・・・。





うーん。この開かない扉の奥にいらっしゃる人たちが、明らかにいい感じっぽいんですけど!!!





yujiさんのカメラに、いいショットが収まってました。明らかにバックダンサー的な両サイドが、うちこの大好きなあの感じ。近くで見たかったなぁ。




そして翌日は、会津きっての名刹といわれる、福満虚空蔵尊圓蔵寺へ。縁起などによれば807年(大同2年)空海作とされる虚空蔵菩薩を徳一が虚空蔵堂を建立して安置したとされる(Wikiより)、臨済宗妙心寺派のお寺です。
初日にうどんをいただきながら会津のみどころマップを見ていたら、「虚空蔵菩薩」の文字があり、「わたし、丑年なので、ここへ行きたいです」という希望を出しました。虚空蔵菩薩さんは、丑年の守り神的な菩薩さん。なので、勝手にめちゃくちゃ親近感を持っています。




圓蔵寺の近くに、良寛さんがいらっしゃいます。






神社とお寺をみるとき、必ず確認するのが「エースの木」なのですが、ここの神社のエースはなかなかでした。


そしてここから圓蔵寺までの間にある、お饅頭屋さんに立ち寄ったんですけどね、ものすごいサービスで、丑年の人には、サービスすることになってるの! といって、饅頭がサービスで出てくる出てくる。漬物まで出てくる(笑)


ここのおばあちゃまが「あなた丑年? 私もなのよ。あのね、丑年の女は、男を変えれば変えるほど、よくなるから。どんどんよくなる。わたしはもう面倒でそうしなかったけどね〜、ふふ」と説法を・・・(笑)。
大真面目に「男は変えれば変えるほどいい!」漬物すすめられながら話されても、どうしていいやら。「そうですか! では、どんどんいきますね!」というキャラでもないしなー。



そして

湖のほとりを歩き、来ましたよ。






赤べこと、石のべこ。






お不動さん。





そしてちょっと散策してみたら、、、
ここにもありました。空海さんの修行像。

でも、ちっともテンションあがらないよ。。。

っていうか、かなり、下がったよ。。。

ありえないよ。。。




こんな、エロそうでブサイクな空海さんを見たのは、初めてだよ!


わたくし、ケータイの待ち受けが、↓これなんですけどね

先生とyujiさんに、「普通は、こうなんですよ。こう、シュッとしてね、こういうのが、普通なんですよ。それか、無表情かね」と待ち受け画面を見せたら「それより僕、いまその待ち受け画面に、軽くヒいてます・・・」と、これ以上の話を拒絶されてしまいました。


これはわたしが感じたことですが、最後に行った圓蔵寺は、なんとなく周辺を歩くと淋しい気分になるお寺でした。空海さんがエロジジイだったから悲しくなったというのも少々ありますが、なにか大きな木が切り落とされてしまったとか、木に雷が落ちちゃったとか、そういうことがあったのかなぁ。不思議な雰囲気のお寺でした。