2020年に読んだ本の文庫版を、ここ数ヶ月でゆっくり再読しました。改題されてるの。改題って、あれイヤよねぇ。ややこしい。買って読みはじめてから「これ読んだやつじゃん!」ってなりました。
この本に出てきたグッドタイム日誌のことをずっと覚えていて、今年の初めから手帳に記しています。
▼2020年の感想
初回の自分の感想を読んでみたら、肝に銘じたいと思ったところはあまり変わらずでした。だけど今回は持ち運びやすい文庫を日々携えながらの読書です。電車の中でもカフェでも自宅でもペンを持って、「参加型の読書」をしました。
そんな折、たまたま友人とお茶をしながら「今こんなの読んでるよ」と取り出したら、「なにこれ」と彼女がわたしの本を手にとって「この付箋なにっ?」と読みはじめました。
わたしは本の中に設問があれば、回答を付箋でどんどん書き込んでいきます。脳内の声を書き込みます。
問いかけに対して ”自分の場合はどうか” を具体的に考えて書きます。
『ブレない自分になる』という章に貼ったこのメモには、こう書いています。
自分のユニークさやほがらかさを削ってまで手に入れる必要のないものに、自分で「それは、そこまでして、別にいらない」と思えていること
このわたしの付箋の数々を読みながら、友人が「こんなことまで書いてある!」と言ったページがありました。
『自分の新しい面を知るためのAEIOUメソッド』そいう章にあった、このメモです。
私は教えるのがイヤなのではなく私の作った場で別の教えたがりの人がはりきるのがイヤだ。
こういうのも書きます。自分が30代の頃に年長者にされたことを思い出し、自分はもうやってしまう側の年齢になったので気をつけなくちゃと思うことが増えています。
このワークの例は、人間ぎらいなのではなく要素としてなにが自分のモチベーションを下げるのかをピンポイントで見極める流れでした。
友人はその後も目の前にいるわたしを放置してメモに夢中になっていました。
「ごめん、この付箋がおもしろすぎて」だって。
わたしの生トークはつまらんのか! w