うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

小泉八雲 熊本旧居(熊本市)

夏目漱石の旧居(第5番目の家)からここまで歩いてきました。
熊本城の外周を歩いて市街地のほうへ下り、鶴屋百貨店の裏へ行ったら、いきなりありました。
こんな都会に! と思うような、驚くような場所にあります。

 

ここです。

 

とても落ち着くすてきな邸宅でした。窓の向こうは大都会。

 

 

ちりめん紙というのに印刷された本がとても美しくて、目が釘付けになりました。

 

 

奥様からラフカディオ・ハーン小泉八雲)へ宛てたカタカナの手紙は必見です。

右には、ハーンから奥様へ書かれた手紙の文章がありました。

このご夫婦の関係性と暮らしぶり、ハーンの人柄に魅了されます。二人とも再婚なのですが、家庭を作って暮らしていく生涯があまりにもすてきで。

 

そして、あたくしが地蔵になったスポットはこちら。

 

夏目漱石との関係性を掘り下げたコーナー。

 

小泉八雲の『怪談』を読んだ時の感想にも書いたのですが、夏目漱石の小説を読んでいると「小泉先生」が出てくることがあります。

 

 

さらに、この日は人物関係図を見たら中心に徳富ブラザーズがいて、徳富蘇峰の人脈の太さと広さにびっくり。

 

真ん中の青い枠内の画像二つが徳富蘇峰徳富蘆花で、近代の熊本の文化・歴史の中心にドーンといらっしゃいます。熊本の重要人物なんですね。

3月に弟さんのほうの旧宅へたまたま散歩の流れで行ってきたばかりだったので(行くまで存在すら知らなかった)、人名をどんどん忘れていくわたしでもまだ覚えていました。

 

明治時代の近代史はおもしろいな。徳富記念館もまだ修復作業中だそうで、来年には再オープンできているはず、とのことでした。

 

 

▼今日紹介した場所はこちらです