うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

榛名湖から雄岳を越えて伊香保温泉まで歩いた(高崎市榛名湖町→渋川市伊香保町)

また榛名湖へ行ってきました。東京で暮らすわたしと新潟に住む家族が合流する場所として、群馬の高崎はどうにも好都合で。

そんなこんなで70代の山姥さまと一緒に山歩きをしたのですが、今回は榛名湖から伊香保温泉まで徒歩で行きました。

しかも最短距離ではなく、無駄足こいたり山に登ったりしながら。

 

 

榛名湖

はじめて榛名山ロープウェーの近くまで歩きました。

 

この道は何度も歩いていますが、紅葉のこんな景色は初めて。

 

 

 

さすが絵になる榛名山

 

 

 

ロープウェイが見える所まで来たら、紅葉していました。

 

 

 

ここまで来てみたら馬もいて、めっちゃ観光地でした。

ロープウェイの駅の近くにはレストランもいくつかあったりして。

何度も榛名湖へ来ていたのに、反対側でずっと満足していたのでした。

駅裏のさびれた飲屋街を見て感動して帰る(表側にある城を見ずに!)、みたいなことをしていたことに、このたびはじめて気がつきました。

 

 

キャンプ場前を通ってヤセオネ峠へ

ロープウェイの駅から伊香保まで10キロくらいらしいので、歩けるんじゃない?

なんて軽いノリで歩き始めました。

 

なんかこっちから行けるっぽい看板を見つけて、その通りに進みました。

ひとっこ一人いない、ススキがボーボー生えた枯れ草の道です。

 

 

 

こういう目印を頼りに歩きました。

 

 

 

ベージュの草ボーボーのなか、リンドウが癒し!

 

 

 

車道に出ました。よくわからないのでここでGoogle Mapを起動し、中間目的地のヤセオネ峠がある右へ進みました。

ここでマユミに恋をしました。

 

 

オンマ谷から二ツ岳の分岐点

ヤセオネ峠から二ツ岳というのを通って伊香保へ抜けられるらしい、というざっくりとした情報だけで歩いていました。行けばなんか看板があるでしょ、と思っていました。

 

ヤセオネ峠のバス停近くで登山口を見つけることができず、通りすがりの人にお尋ねしたら、「YAMAP(アプリ)みたいな現在地を認識できる地図がないと、二ツ岳から伊香保へ抜ける休憩所(管理棟)への道が見つけられないかも」と。

その場でアプリをダウンロードしたら、二ツ岳の地図をダウンロードするところまで助けてくださいました。

 

 

登山口は榛名湖から車道を登ってきた右側の、少し上がったところにありました。

 

 

 

アザミが咲いていました。

 

 

 

オンマ谷へ到着しました。雄岳・雌岳はこっちだよと看板がありました。

 

 

 

えっさほいさと、岩山を登りました。

 

 

雄岳へ登る

山頂はこっちだよーという看板からが、なかなか充実の道のり。

 

 

 

途中で、ヤドリギ(宿り木)が目の前に見えました。

真ん中のかたまりです。

高いところにいるんだな~と実感しながら歩いていると、放送ステーションのような建物があって、その先が雄岳の頂上でした。

 

 

 

絶景!!!

榛名山の両サイドに榛名湖のカーブが見える、すてきな見え方!

こりゃあ、登りたくもなっちゃう。最高にご褒美感のある景色でした。

 

 

 

標高をメモしておくのだと、写真を撮る山姥さま。よく登った!

 

 

伊香保方面へ下山

どんどん気温が下がってきました。絶景を見た後は、写真も撮らずに風呂だ風呂だと、せっせと山を下りました。

途中で管理棟という場所を通って、スケートリンクの前の道を抜けて、ひたすら歩きました。

スケートリンクの前の道は部外者が入ってもいいの? と思うような道なのですが、そこから降りていくと、ここへ着きます。

 

伊香保神社!

 

 

そして、そこからさらに階段を下っていくと

 

ジャジャーンって感じの、有名な伊香保温泉の石段でした。絵葉書で見たことあるような感じ。

ここから、予約していた宿で風呂に浸かりました。

 

 

温泉旅行へ行くというと友人から親孝行だねぇと言われるのだけど、榛名湖から伊香保まで徒歩で、標高1343mの雄岳を経由して行こうという提案は親孝行だったのろうか・・・。

この日はおにぎりやパンを食べるのに座った以外は、8時間歩きっぱなし。

久しぶりに大きな達成感を共有できました。