本棚のあるカフェに入ってしまったときは……、ラインナップをチェックしてこれだと思う一冊を探し当て、以後没入。こういうことは、年に一度あればしあわせ。それが今年はすでにありました。
上田市の海野町商店街にあるカフェ「犀の角」で、なーんとなく本棚を見まして…
おもしろいラインナップ。
そのなかで、これを手に取ってしまいました。
両面ちがうデザイン。
漫画というよりももはやアートブック。絵もコピーワークもおもしろくて、なんでこんなこと思いつくんだろ… という本でした。
それにしても、これはどうにもおもしろすぎた…。インドのお話で、いろんな神様の説明がKAMINOMOTOという商品の説明として出てきます。
KAMINOMOTO 製品「くりしゅな」
ヴィシュヌの姉妹品として企画、開発され現在売り上げのトップを独走する自信作です。少年時代はいたずら好き、青年時代は女好き、壮年時代は権力好き、という、明るく素直な女性にとってはマコトに魅力のカタマリ男の中の男。妻16000人子供180000人とゆうにぎやかな家庭も楽しみです。
いやほんと、そうね。そんな見かたをしたことなかったな…。
KAMINOMOTO「がねーしゃ」
シヴァの息子でありながらその怒りに触れ首をはねられましたがその後許されてたまたまそこにいた象の首をつけてもらったとゆうオオラカな過去を持つ神様ですがそれだけに信徒の間ではナメネコに負けない人気があります。しかも賢く思いやりがあり、聖典類に造詣が深いときてはもうお母さんも鼻タカダカ、町内の人気者まちがいなし。
この本は80年代の本。当時のナメネコを超えるって、そうとうなことよ。
すごいなぁ。おもしろいなぁ。夢中で読みました。
- 作者:ひさうち みちお
- メディア: -
犀の角(さいのつの)
ここはとっても素敵なカフェ。
このホット豆乳がめちゃくちゃおいしかった…。風味づけが抜群にハイセンス。
このカフェはディープなディープな海野町商店街にあります。
お近くの人はぜひ読みに行ってください。モヤモヤした気分も、アホアホした気分に完全に上書きされちゃいますよ!