前回のインド旅行からそうなのですが、現地の文字が読めるようになったらなったで混乱する、そういうことがたまにあります。
移動中は道路標識やバスや電車に乗るときの表示をさっと確認できることで安心度が増す、この効力がとても大きいです。地名の発音は現地の人の発音で「ニューデリー」は「ニュウディリ」なので、アナウンスを聞いて近くの人に「次はニューデリーですか?」と聞いても結局音で確認することになります。
そこで、字がわかると安心できる。
いっぽう、混乱もあります。
これをめっちゃ黄色いロティだと認識する。
英語、アルファベット、現地の言葉、日本語脳がごちゃまぜになって、空耳アワーを越えて「空目×脳内空耳アワー」のようになっています。
読めたら読めたでガッカリすることも多いです。
PARKING の上には現地の言葉で「駐車場」と書いてあるかと思えば、「ぱーるきんぐ」と書いてあります。英語を現地の文字かつ発音にしただけ。あの人たちの巻き舌英語は、このプロセスによってできあがっているのだと最近わかってきました。
ジュースの写真の下に現地の言葉で「冷たぁ~いお飲み物」と書いてあるかと思えば、「こーるどどりんくす」と書いてあります。「す」が律儀(笑)。アイスクリームの下も「あーいすくりーむ」。
これも「SBI」の横に「えさびーあーい」。
そんなこんななので、マントラの練習と地名以外はそっちの脳を発動させないようにしていました。暑くて頭がおかしいのに、そもそもそれ以前にベースがおかしいのに、さらにおかしくなる…。
ちなみに「まっ黄っ黄ロティ」はパンジャブ料理で、とうもろこしの粉を使用されているようです。食べてみればよかった。