また高野山へ行ってきました。女人高野(にょにんこうや)としても知られる慈尊院(じそんいん)と、そこから少し階段を上ると丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)で参拝をしてきました。
高野山へ女性が入れるようになったのはなんと明治5年からなので、夏目漱石が子どもの頃くらいまでは入れなかったのでした。空海さんはお母さんに会うために毎度下山をせねばならず、月に9回往復していたそうで、それがこの町の名前「九度山」になっています。
女人高野 別格本山「慈尊院」です。この入口の景色、たまらん…
慈尊院(じそんいん)
女人高野だけに女の人生のソリューションがいっぱい。女人高野って、お母さんのためのお寺ね。
こんな感じでね。
空海さんとお母さま。「母上様、お元気で~す~か~? ゆうべ、杉のこずえに…」とか一休さんみたいにお手紙書いてないで、空海さんは月に九回も降りてきてくれる。足腰つおい!
空海さんの横には犬が!
こういうのは真言宗のお寺らしいなぁと思う。曼荼羅のように描くマップ。
その横には、弁財天が。
この塔の奥に神社があります。
丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)へ
階段を上る途中に牡丹の花びらがおちていて、きれい。わたしは地面に落ちた花を見ながら歩くのが好きです。茶色の土に桜の花びらが落ちているところを歩くとアポロチョコレートを買いたくなる。もうすぐそんな季節ですね。
百日紅は鮮やかすぎて、床に桜でんぶやビーズをぶちまけてしまったような気分になります。なんか失敗した気分になります。あれなんであんなに化学っぽい鮮やかさなんだろ。好きだけど。
そういえば
慈尊院にもかわいらしい桃色の花が咲いていました。
階上はあっさり
この右へ進むと「町石道」という、高野山の登山道になります。
そこから先の話は、こちら。