バックハー市場は衣服や雑貨だけでなく、フードのエリアにはざまざまなローカルグルメが並び、そしてこれもまぁゆくゆくはグルメなのですが鶏や豚やヒヨコもいっぱい…。
何匹もの豚が入った檻から一匹が選ばれ、足をつかんで引っ張り出されるときの豚の叫びが今も耳から離れません。その叫びはまるで人間の叫びのようで「なんで俺なんだよ〜。ほかにも豚はたくさんいるじゃないか〜。なんで俺なんだよ〜」と、そんなふうに脳内変換されてしまって大変でした。
そんな思い出もありつつ市場の周囲には寺院やカフェもあり、まぁとにかく楽しい場所です。写真とともに紹介します。
まず到着するときに大きな駐車場、寺院があり、その奥が市場です。バスはこの寺院の辺りから出ます。
寺院。こういう西遊記っぽい景色、大好き…。
どの方角から攻めても楽しいですが、このホテルの近くにはいい感じの布屋さんが多かったです。
雑貨のエリアは草間彌生展のような状態。
ここはフードコートのような場所。
野菜も豊富です。
なんだか、入りやすいお店（というか、椅子がある）を見つけたので、座りました。
これやばいです。紅いも餡のごま団子揚げたて。甘さひかえめでもっちり、ものすごい美味しさでした。
揚げギョーザ。これも美味…。
春雨の揚げ春巻き。これは北部の料理で、間違いのない美味しさが約束されているメニュー。
これだけ食べて（すべて2つずつ）、メモの数字が信じられないくらい安いので間違いじゃないかと思うのだけど、100円くらい。
この露店のごま団子の味は、もう超えるものに出会えないような気がする。すごく売れていました。10個くらい続々テイクアウトされていました。
奥は家畜エリア。
ふつうに袋に入れて買っていくのだけど、袋が中からどんどん開けられていく。
近くに袋も売っていて、これはもしや、豚を入れる袋なのでしょうか…。
こんな冷たい飲み物でひと息つけるカフェも周囲にあります。
ホテルもゲストハウスもあって、宿泊している人もいっぱい。
ものづくりをする人には、すごく刺激の多い市場だと思います。
わたしは皮の厚いごま団子が好きなので、めずらしく2個も食べちゃったりして、夢のひとときでした。
ラオカイから片道2時間弱で来れるバックハー、すごくおすすめです。
