ベトナム旅行は2回目なのですが、同行者が前回の旅行の後に「やっぱり少数民族のところへ行きたかった」と言っていて、今回は計画をおまかせ型に。有名なサパというところへ行くのかと思っていたら、日曜しかやっていないバックハーの市場へ行くとのこと。金曜にハノイに到着し、土曜にラオカイまで行き、日曜の朝に市場へ向かいました。
行ってみたらバスの到着前から行き交う人のファッションがカラフルになってきて、着こなしから目が離せない展開に。なるほど、こういうところへ行きたかったわけなのかと、バスの中でだんだんわかってきました。そこで見られる光景は、シンプルな着こなしなのに色のあわせかたが斬新だったり、小物使いが効いていたり、いったい何事かと思うファッション上級者の集う場。びっくり。
籠に商品を入れて売りに来ているようです。
お子さんをおんぶしている人もいっぱい。
ちなみにみなさま売る気マンマンなので、バックハー市場の人々はラオカイの人々よりも英語がバリバリ話せます。
念願の場所へ来て、頭がパニックになっている同行者。わたしはその横で電卓をたたき、あまり値切りすぎないコミュニケーションで購入価格の落としどころを確定するお手伝いをしていました。
バックハーではカラフルな衣装が魅力的ですが、実際は化学繊維の軽いものを着る人が増えています。
黒ベースのものを着る民族もあって、このファッションがこれまたすてき。
こんな着こなし。
ほかにも、頭にだけそんな感じの布を巻いていたり、現実的に取り入れやすいファッションもすてきでした。
イトーヨーカドーで売っていそうな普通の黒いおばさんパンツなのに、シャツと頭の布の色使い、巻き方が異様におしゃれ。
家にあるスカーフをひっぱりだしたくなります。
なんなんじゃろうか、このセンス。ベトナムおそるべし。
