今回はハノイから北へ向かう旅でした。
2年前は南下してホーチミンまで縦断するルートだったのですが、帰国後に同行者の母が「やっぱりあそこへ、行きたかったなぁ…」と言っていた場所が北部だったので、ハノイ発着にしました。
そんな経緯もあって、今回わたしはまったく目的を考えなくてもよい旅でした。狙っている市場が日曜しかやっていないこともあり、日程どおりに目的達成のために動くべくお手伝いをするだけ。チケットは前日に宿の近くの代理店で買っておきました。
この移動はミーディン・バスターミナルまでのタクシーとラオカイまでの高速バス、そこからまたタクシーがセットで、ふたりで55万ドン。ひとり1400円くらいでした。
バスターミナルまでのタクシー代が500円くらいだったので、高速バスはだいたいひとり1000円〜1200円くらいの計算になります。休憩含めて、ミーディン・バスターミナルからラオカイのバスターミナルまで約4時間半でした。
この日は約束の10時に旅行代理店へ行くことになっていたのですが、出発15分くらい前に部屋まで代理店の人が様子を見に来ました(笑)。
部屋のドアをあけっぱなしにしていたのですが、
店の人:ハロー。グモーニン(後ろに立ってる!)
わたし:わっ。大丈夫ですよ。支度してますよ〜。10時ですよね?
店の人:うん。ちょっと言いに来たんだ〜。じゃーあとでね〜
( ・ ・ ・ ・ ・ ・ )
同行者:あの人、ふつーに入ってきたね…。
わたし:きたねぇ…
と、朝から爆笑。
そしてタクシーに乗せられ、降りたところはミーディン・バスターミナル(Ben xe My Dinh)。そこでまた代理店の人が待機していました。
バスターミナルでは、とにかく
こっちの黄色いバスでした。もうすべて、流れに任せるがままです。
ちゃんと乗客を管理してくれるので、とてもらくちんです。
アジアのバス旅はトイレ休憩がいつも楽しみなのですが、
自分の乗ってきたバスを写真に撮っておかないと、たまに似たような車体が並ぶので要注意。
あ! ちまきがある! ドライブインでは絶対ちまき派です。
これおいしいのよね…。ココナッツの入った芋餡を、固めの笹団子の皮で包んだようなやつ。1万ドンくらい(50円)。
普段は買わないスナック菓子などを買ったりするのも旅のマジック。これもひとつ1万ドン(50円)。大富豪になった気分です。
11時10分にハノイのミーディン・バスターミナルを出発して、15時25分にこのラオカイのバスターミナルへ着きました。
降りると自動的にミニバスに乗り換えとなります。このミニバスで目的地まで連れて行ってくれるのですが、これも料金に含まれているようで、別途請求はされませんでした。予約していたホテルの前まで連れて行ってくれました。
この乗り換えの大きなバスターミナルは、ラオカイ駅や中国国境のあるあたりの10キロ手前くらいの所にあり、
道中にはこういう「バブルを期待しているだろうけど、やらかしちゃっていませんか」という、見切り発車感のある開発建造物がいっぱい。
こういうのをアジアのあちこちで見かけるとき、業を感じます。豊洲っぽい。業だよなぁ。こういうことを、するのだよねぇ。するのだよなぁ。