いま使っているデジカメは4年前に買ったもの。とても丈夫で、バッテリーの寿命が縮まる速度の方がうんと早く感じるくらい。まだまだ使っていない機能がたくさんある。
松島で虹を見つけて、写真にとって見たけど入らんなぁと思ったさなかに、これならいけるのかと思ってパノラマ撮影機能を使ってみた。
二枚の写真をひとつにくっつけてくれる機能で、くっつける2枚の正中線みたいなのを自分で考えて撮らなければいけないことを、やりながら学んだ。
すごく後ろに下がっても入らないなー、と。虹クラスの巨大なものが相手だとそうなる。
こういう、電柱とか縦に伸びているものがあると、正中線にしやすい。
ひさしぶりに「ワンチャンスで学習する猿」の気分を味わいました。
そういえばマヌ法典には「虹を見ても、人に言っちゃダメ」という記述があるのだけど(章節番号は忘れちゃった……)、なんでだろ。大きすぎて捉えられないものを「見た」なんて自分主語に引き寄せて語ってはいけないよと、そういうことかな。雨上がりは土砂崩れがあって危険なのに、いろんな色で魅了してくるから魔物側にカテゴライズされたのかな。理由が謎すぎて妄想が広がる。
わたしは虹を見ると、とても人に言いたくなります。