鶴岡は新潟から北へ向かったところにある、海から少し内陸に入ったところにある町。いっけん新潟から近い気がしますが、そもそも新潟が縦に長い県なので、山形まで出るには意外と時間がかかりました。
この町は藤沢周平さん(「たそがれ清兵衛」作者)の出身地として有名なので、今回はその小説に出てくる場所を目当てにゆるゆる散策をしました。
藤沢周平記念館は、町の中心部にある鶴岡公園のなかにありました。
わたしはまだ作品を読んだことがないのだけど、この記念館でたくさんの魅力的な表現に触れました。
いつか読むことになると思います。武士ものよりは、写楽や北斎などの話から。
鶴岡公園はとても緑が濃くて、きれいなところでした。
カルガモたちが
ツルんで出かけてた。
わたしもあのなかに入って、しれっとカルガモの子に生まれ変わりたい。
なにも考えずに本能だけで追随したい。
そんな集団でした。
回想して書いているので写真に文章が引っ張られた感じになっていますが、道中はムヒ塗りまくりの、「少年時代」のような旅でした。これからしばらく、ほのぼのとした旅行記が続きます。