京都大学の近くは、かなり昭和な生活ができます。
品揃えのよい古書屋あり、居心地の良い銭湯あり。用事があるときは「百万遍」という交差点を中心に動いていたのですが
古本屋さんはとにかくたくさんあるのですが、うちこがダントツで長居してしまったのは
「吉岡書房(京都市左京区田中門前町87)」
古書部在庫目録を見てのとおり、の品揃え。佐保田先生の本の上下巻セットがあっさり手に入ってしまったりするのは「京都だなぁ」と思うのだけど、ここは岩波の古書、講談社学術文庫の古書の棚も品揃えが濃い。
「富山房書店(京都市左京区田中関田町2-14)」は、入って突き当たりの棚が好き。かなり古いインド・チベット記があったり、本山博さんの本がお手ごろだったり、イスラーム関連書籍もいっしょにまとまっていたりする。
吉岡書房の先には、進々堂がある(入ったことはない)。
祈りや説法が生活に根づいている町。
「京都人なのに、このへんノーマークだった」というかたは、ぜひ。