うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

体感して学ぶ ヨガの解剖学 中村尚人 著

時間つぶしにブック・ファーストに入って立ち読みしたら全部読みたくなり、購入しました。
これまでに解剖学の本を何度か紹介していますが、この本はたとえば般若心経を別の人の現代訳で読んでみるとか、そういう感覚で楽しんだらよいと思います。解剖学というと難しく感じる人がいるかもしれませんが、どこの部位がどう動くという連動は、必要な強さが備わってきた段階で観察すると、専門用語がわからなくても「こうしたときにここで感じるこんな感じのアレ」というふうにヨガ仲間と話せるようになったりします。身体の共通言語でのコミュニケーションは、医学用語を使わないほうが面白い。やるのだけで精一杯なときは難しいけれども、がんばったらそういう楽しみもある。
この本にはそういうエッセンスがありつつ、しっかり部位についても教えてくれる。


これでやる気になるかというとそうでもないのですが(笑)、できるだけ優雅にゆっくり動こうというのが最近のテーマなので、そういう移行の瞬間に意識したいところを認識するのにすごくいい。たまに読み返そう。

ヨガの解剖学
ヨガの解剖学
posted with amazlet at 11.06.16
中村尚人
BABジャパン
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