今週はインドで出会った日本人の旅仲間とたて続けに会っている。
写真の彼女は去年の春にインドで出会ったさゆりちゃん。先週スリランカの空港でバッタリ再会して、その数日後に日本で初めて一緒にヨガをした。
伊豆の人なので、「東京にいるうちに」と、ひょいと合流してくれた。旅人同志のフットワークだ。
その後、初めて一緒にビールを飲んだ。リシケシはビールの飲めないところだったので、こっちのほうが盛り上がった。赤ちょうちんで。
今は大阪にいる。今日はこれまたインドでおととしの秋に出会った革ヨギと1時間半、仕事の後にパッと会ってお茶することができた。旅人同志のフットワークだ。
1時間半とは思えない充実度。普段感じていることの要件整理がお互いにできているからだろう。
以前よりも同僚同士みたいな会話をしているのが面白い。
それより何より、今週二人から感じさせてもらったのは、「旅人のフットワーク」。
二人ともまったくうちこに「わざわざ」という印象を与えない。
友達というのは、距離が近いのに「わざわざ」の成分が強いとなんだかヘンな関係なんだな。
「この人と友達であるわたし」の演出が入るから。
そういえばいつも、知らぬ間にぶっちゃけた話をする時間には事前の演出がない。いきなりだったから開くことができた扉ばかりだ。
不自然さを感じると、人は警戒するんだな。動物だなぁ。
普段なんとなく感じていたことが紐解かれた気がした。
旅にこんな福音があるとは。動物のまま会えた仲間たちのおかげで、さらに生命力アップ、な気分。
寅さんの魅力は「人情」よりもむしろ「動物」のほうに魔法があるのかも。
「行動することが生きることである」
宇野千代ヨギの言葉を思い出しました。