うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

肉体は、花のように。神性は、はちみつのように。

みつばち
朝の通勤で読んでいる「SAYING OF SRI RAMAKRISHNA」のなかに、とてもかわいらしい問答がありました。このかたの言葉や比喩は、とにかくなんだか、かわいらしい。なんとなく口あけてぽけーっとしている写真をなんとかすれば、きっと女子人気No.1になると思います。
このひとの喩えは、あまりよくわかっていない英語でも、感覚でキューンとなる。そもそも出てくる単語がかわいい。あと、ここまで「日用品」を使って話してくれる聖師も、ほかのインド人ではなかなかいない。

うちこはなにかを説明するときの思考の多くは、インド人の話の上手さに影響を受けていると思う。いろいろな本を読むけど、「いやこりゃまいった。うまいね」のレベルが日本人の感覚とはどうも違う。なんというか、刺さるんですよね。
今日紹介するものも、とびっきりチャーミングです。

<727個目の法話(問答)「Incarnation as a Revelation of God」の章より>
Q: Why should God incarnate Himself in the human form?

A: To make manifest to man the perfection of Divinity.
Through these manifestations man can talk with God and see His play. In the Incarnation, God fully enjoys, as it were, His own transcendent sweetness. In the saints, God manifests Himself only in part, like the honey in a flower.
You suck the flower, and get a little honey. In the incarnations, it is all 'honey', ── all sweetness and all blessedness.

はちみつのない花なんて、どんなにきれいでも虫も寄らないわっ!
鈍感な虫が一瞬だけ寄ってくるかもしれないけどね。


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