うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

瞑想中につい浮かぶ「天才バカボン」の歌詞と、仏教的トリビア

以前、瞑想中に「やつらの足音のバラード」が脳内で流れてきて、困る。といったことを書いたのですが、もうひとつ困ったことがありまして。
すべてを受け入れる、おまかせ、いいのいいの…… と思っていると
「これでーいいのだー♪ これでーいいのだー♪」と流れてくる。
これがまた、アホな感じの声でリアルに流れてくる。


しかしながら、「天才バカボン」の歌詞の本質はその前の行にある気がしたんです。
 「西から昇ったお日さまが 東へ沈む」

なんでも当たり前と思うなよ。たしかなことなんて、なにもない。無常の世の中なのだ、と。
二番以降の歌詞はほとんどダジャレですが。(作詞は「東京ムービー企画部」 誰それ?)


そんなことを思いつつ、バカボンギャートルズの脳内サンプリングを聞き流していたんですけれども、バカボン関連で気になる記事を見つけたんです。
Rev.Ren'ohさんのブログ「京都生まれの気ままな遁世僧、今様つれづれ草」の「天才バカボン。」というエントリー。トリビアの泉で採用されたネタから、さらにトークが展開されています。

トリビアでは

バカボン」とは・・・「薄伽梵(バギャボン)」から来ているというのである。
「薄伽梵」は“バガボン”とも発音する。
即ち、サンスクリット語の“Bhagavad(ヴァガバッド)”を経典の漢訳に際し、
発音を漢字に音写したものである。
その意味は「覚れる者」という意味で、“Buddha(ブッダ)”と同義語である。

「へぇ〜へぇ〜へぇ〜」どころではなく、「ギャー!タイトルも?!」です。
その後のトークも必読。中村元先生もびっくり、です。


いつもアニメソングばっかり浮かんでくるなんて・・・やっぱりうちこはアホなのだ。と思っていたのだけど、バカボンのことをこうやって説明してくださっているエントリーを読んだら、「バカボンは仏教だから、別に気が散っているわけではないのだー」と言い切れそうな気がして、ちょっと励まされました。