うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

龍覚寺と般若寺(山形県鶴岡市)


藤沢周平記念館でその文章の美しさに触れ、どっぷりハマりたい気分もありつつまだ読んでいないのですが、作品の中に出てくるお寺を見にいってきました。
龍覚寺は真言宗のお寺で、有名な「蝉しぐれ」という作品の中で「龍興寺」という名前で登場しているそうです。草花や木々がとても美しいお寺でした。




美しい。





わたしは百日紅がすきです。なんとなく「サラスワティ」みたいな発音も含めてすきです。





草花が色鮮やかに咲いていて






なんだかベロを出しているような、ふざけたネイチャー・アートに釘付けになりました。





これは、もうとにかく毛深くなっちゃってどうしようもない人。みたいなたたずまいでした。





胃に毛が生えて口から出てきちゃった人みたい。





もうひとつの般若寺は「凶刃 用心棒日月抄」で死体が運ばれる場所として登場するお寺です。



と思うと不気味に見えてくる、人の意識っておもしろい。





松が印象に残るお寺でした。





浅彫りの波モチーフとマンガっぽさが、いい感じ。



盛岡もそうだったけど、川のあるところって、いいですよね。
水の流れに心を流すもよし、水の流れに物を乗せて運んだ人の活気やエネルギーを思うもよし。
死体が「どざえもん」というちょっとおかしな名称になるところも、インドと違ってちょっとおもしろい。
おもしろがるところではないのだが。