おとといの日記に、行っとけスポット四天王というのがある、と書いたのですが、そのうちの二箇所「大師教会」と「根本大塔」は歩いてすぐの距離です。
今回は奥の院へは行かずに、ここで長く過ごしていました。ほかにもっと見どころもあるのだろうけど、ついつい足が向いてしまう大師教会。
2009年の日記に写経とお授戒については書きましたが、今回は雪が降っていたので、本を読んだりDVDを見たり、アート作品を楽しんだりして、ゆっくり過ごしました。
お正月の後にもイベントがあったか、雪で中断されたのか、いろいろなものが燃やされ(お炊き上げ?)ていました。
ちなみにこれは100円でもできてしまうのですが、1000円で納経すると、後日こんなハガキを送ってくれます。100巻書くと、空海さんの御影軸や額装曼荼羅などの豪華商品がもらえます。
その左右に、超かっこええ電飾マンダラ・アートがあります。色がくるくる変わる。
この大師教会には、面白いものがいっぱいあるだけでなく、トレンド発信地でもあり
今年の夏に、東京国立博物館に密教アート(「空海と密教美術」展)が来るよ〜、とか
これは「根本大塔型貯金箱」手作りキットの説明書なのですが、「学研の科学」のように、「手を動かして学ぶ仏教」といったコンセプトの商品を売っています。
素敵なんですよ。
素敵なことは、ほかにもいっぱい!
わ。達磨大師の絵だわ! と思って近づくと、その下に
ガリ勉僧侶軍団フィギュアが。
わたしこんなおちゃめな大師教会が大好きで、ずーーーっと椅子の上でDVDを見たり、読書をしたり。面白い本がいっぱい置いてあるの。まる一日居られます。
ちょっと歩きたくなったので玄関まで行ってみたら、雪がやんでいました。
よし! 行こう。根本大塔へ!
大師教会の玄関から5分の、すぐそこにあります。
朱と白の根本大塔、すごく素敵。
なぜこの人はこんなに長くここに居るのだろう、とほかの参拝者の人にいつも思われているだろうな。このなかに居ると落ち着く、大好きな場所。今回はほぼ冷凍庫状態だったのだけど、呼吸で内側から暖めながら過ごしました。どでかい仏像が5体のほか、後ろにも2体、空海さんとOB陣の絵が共存して、すてきにまとまっている空間。
壁の絵と空間と仏像の大きさ、天井の高さなどのバランスがすごくいい居心地なんです。スケールのでかいものが共存しているのに、みんなとっても仲良さそうにしていて窮屈じゃないところに、なんともいえない幸せなムードが漂う素敵な場所です。
(夏の根本大塔はこちら)
そうそう。ちなみに。
もし「こうやくん」が動く事があるようであれば、中に入りたいなぁ。と思ったりしました。普段から鍛えているのでけっこういい動きができると思うのですが、「こうやくん」は歩くのがお家芸だから(あっても小さいスクワットくらいでしょう)、出番はなさそうです。