コルカタで一番有名な観光地なのでしょう。インド国内から人がたくさん来ていました。
ヴィクトリア記念堂という大理石の記念堂で、中に展示があります。
このヴィクトリア記念堂が完成した時には首都がデリーに移っていた、とても複雑な時代を象徴する建物です。
昼の様子
彼はいちばん涼しい場所を知っている。(連日40度越えの日々でした)
近くで見るとあまりに豪華すぎて面食らう建物です。離れて公園から見るとこんな感じでした。
ヴィクトリア女王に見下される立ち位置で見ると、こんな感じ。
脳内で The Kinks の「Victoria」が盛大にループします。
(「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」の冒頭の曲です)
この女王の在位期間を抜いたのが、わたしもリアルタイムで映像を見たことのある、あのエリザベス2世なんですよね。そしていまはイギリスの首相が1980年生まれのインド系の人。ここ数年の歴史の速さと激しさに驚きます。
横から見たところが特に美しかったです。
夜のショー
夜の映像ショーの、英語の日に行きました。ベンガル語、ヒンディ語、英語で開催曜日が分かれています。
昼間に庭園に入るチケットを買う際に、看板にスケジュールが記載されていました。
当日17時くらいまでにチケットを購入しておいて、日没になったらゆるっと始まります。
美しい白い面にプロジェクションマッピングで映像が乗っかるショーです。
ベンガルの偉人史が紹介され、シタール奏者のラヴィ・シャンカールも登場して大興奮の内容でした。
左右対称の記念堂をキャンバスとして見事に活かし、手描きで絵を描く演出が随所にあり、とにかくセンスのいい映像。
終わって真っ暗になると、帰り道はこうなる。ロマンティックな演出です。
内容はけっこう更新されているようで、Youtubeにいくつも上がっていました。
コルカタはいろいろ粋でおしゃれです。