この本で扱われているスピリチュアルは、波動とか風の時代とかではなくて、脳科学の知見でのスピリチュアル。「無意識/魂」の傾向がテーマです。
わたしは都会からさらに都会へ出る日は、こういうビジネス専門誌に連載されていそうな本を読むことがあります。この本を読んでいる最中に、縁というのは不思議だなと思う、既知の人と偶然街で会えて嬉しいと思う出来事がありました。つい先日の、日曜のことです。
東京に25年も住んでいると、既知の人と偶然街で出会うことが数年に一回あります。そういうとき、わたしは自分に時間があるとすぐに「いま急いでます? 時間ありますか? お茶しませんか」と誘ってしまいます。
自分のことを内向的な性格だと思っているのに、そういうことをする。その日もそうでした。ありがたいことに相手にも時間があって、楽しい時間を過ごしました。
その日の夜に読み終えたこの本の巻末付録に、「ビッグファイブの検査」という簡単なテスト項目がありました。そこで出た外向的という結果に「うそーん」と思った直後、そういえばまさに今日、わたしは外向的なことをしたばかりだったことを思い出しました。
この本には、「わたし」を理解して、わたしのスピリチュアルに合ったポジティブな物語を作ることが「成功した人生」のためになると書いてあります。
自分のことはよくわからないものです。