スペース・マウンテンに乗るべく、久しぶりに東京ディズニーランドへ行ったら、比叡山や高野山と似たようなまとまりを感じました。
と思ったら、比叡山の日記に「遠くのミッキー見てたらすぐ後ろにミニーがいたよ、というような山」と書いてあった(やはり)。
この夢の国がつくりだす「まとまり」について、ずっと考えていました(楽しめよ!)。
なんだろう、この感じは… と話し始めたら、同行者のヨガ友ピロたんも乗ってきてくれたので、メモしながらいろいろ話しました(緊急会議)。
この場特有の光景で印象に残った姿
ファッションについて思ったこと(大人のみ)
- コンバースを履いている人が多い。
- でっかいTシャツにスキニーパンツをあわせている女性が多い。
- ゴスロリは少ないが、ロックテイストの人は一定割合、いる。
- 時期的に、女性はショートパンツにサマーブーツや編み上げサンダルのような人が多いはずだが、いわゆる雑誌の「Ozzi」や「Grazia」っぽいファッションの人が街に比べて極度に少ない。
人について思ったこと(大人のみ)
自然について思ったこと
- ものすごくデカいバラが咲いていて、デカさがはんぱない。
- スズメがスリム。
ここから勝手にいろいろ分析を展開する。
- コンバース⇒確かにミッキーミニーの配色にあわせやすそうである。
- デカいバラ⇒全体的に甘くてかわいい度のアベレージが高すぎて、このくらいデカくないとバラと認識できない。
- BMI値高い⇒大きくて甘いもの、大きくてハイカロリーなものに罪悪感を感じなくてよい、ここはまさに夢の国。
ノートを拡げていろいろ話したのだけど、ふたりの結論。
きゃりーぱみゅぱみゅって、すごいな!
この国の範囲を上手にカバーしつつ、サンリオもアリなかんじで、かつ芸術扱い。
甘くて丸くて大きいイメージの使い方が、爆発的に絶妙。
きゃりーさんは、「おしゃれ」なサブカルチャーの域をとうに超えたところにいる。
日本発のカリスマには、信仰へのためらいを忘れさせる力が必要なんだね。
日本的おしゃれとか粋とか品格って、身体的に窮屈なんだな、とも感じた。
という空間でありながら、みんな文句を言わずに並んで待っている。精神的におそろしく大人な態度が統制されるウォルト山ディズニー寺。
とにかくいろいろ学びの多い、「信仰の現場」なのでありました。
この30周年記念ロゴが、ヨギにはサンスクリット語の ॐ (om) にしか見えなかったのだけど、よく見るとこれ