うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

玉川お遍路・前編「成就院」「西明寺」

今日は久しぶりに日中に自由時間がたくさんあったので、友人リカちゃんが住む家の近所でお遍路をしました。半年ほど前に「バーチャル玉川八十八箇所めぐり」というサイトを見つけて以来、ずっと休日にコレをやってみたいと思っていたのです。
まずは近所でいいんじゃないかということで、安易に決めて朝合流して、3時間でゆっくり4つのお寺を巡りました。今日ははじめに巡ったふたつのお寺を写真とともにご紹介します。


さて。
IT系OLの都会お遍路は、リンゴ頼みです。


iPhoneiPadを手分けして操作します。ナビ担当のリカちゃんがさくさく仕切ってくれます。
うちこは解説担当です。


ひとつめのお寺へつくまでの間に・・・
誰かがわたしたちの気を引こうとしています。



ねえねえ、あれなんか、ふざけてない?


気になったので近づいてみることにしました。


電話番号が期待を裏切らなすぎ!


最初は、バナナの加工の機械などを作る工場かと思っていたのですが、のぞいてみたら



ガチで専門店でした。



私たちが行こうとしているのはお寺なのですが、


よくある、アルミ看板が気になってしまったりして・・・



「あんただからここに捨てるなっていってるでしょうがーっ!」
「うちの前に粗大ゴミ置くんじゃないわよー。キイィーッ!」
などのアフレコが脳内にあふれまくります。



前を見て歩こう。
わたしたちは、寺へ向かっているんだ。


つきました。「成就院


こぶりなお寺ですが、茶話会が開かれていて、ご近所の方に親しまれて息の通う町のお寺。という印象。



空海さんは「小さくなった奇面組の頭身スケール」バージョンでかなりがっかりでしたが、「奇面組バージョン。けっこうあるのよ、こういうの」という解説をリカちゃんは「ほんとだっ!」と真面目に聞いてくれていました。

▼参考:東急大井町線 九品仏駅「浄真寺」の奇面組頭身スケール像



ちなみにこのお寺のエースは、入ってすぐ左にいるこの人です。口元がイイ。脚がキレイ。



つづいて、「西明寺」。「成就寺」から歩いて10分くらいだったかな。
ここは、リッチなお寺でした。





ここも写経会が開催されています。ネット上にスケジュール情報はなかったので、近所の人は入口の告知をチェック、ですね。電話でもいいのかな。




入口で迎えてくださるマッチョメンズ。「うちこのお友達のなかに、このスネの筋ね、ここを重視する人もいる。とにかく、見かたは人それぞれよ」と解説していきます。(適当・笑)




逆光でよく見えないけど、入って左に弁天様。小さな池とともに。
「池があるけどね、この女性はもともとは水の神様で、インドの名前はサラスヴァティーっていうんだけど、日本では商売繁盛の神様の扱いになってる」などの基礎解説をします。リカちゃんは1年前に一緒に洞窟へ行って以来、なしくずし的に仏教知識がたまっていきます(笑)。




こじんまりとした敷地ですが、楽しめます。



空海さんはかなりつま先重心でした。写真の撮り方のせいではなく、本当に。


西明寺の本堂から読経が聞こえてきたのですが、なかなか素敵なお声でした。
リカちゃんが「このお寺、いい!」というので「ここに住んだらいいじゃない。将来」という話から、墓談義へ。うちこは素敵だな、と思うお寺のお墓の値段をつい調べてしまったりする癖があります。最近はお寺めぐりが「物件めぐり」に近い感覚になってきています。