この人ほんとに謙虚だよな・・・と会うたびにふわっと思う友人と久しぶりに会いました。
チャットやビデオ電話ではたまに連絡をしていたけれど、相手は海外に住んでいる人なので、リアルで会えたのは久しぶり。数えてみたら7年ぶりでした。
彼女のなんとなくの振る舞いをみながら、ここしばらく考えていたことが繋がって、こういうことだと思ったことがありました。
具体的にその人が何か記憶に残るワンフレーズをくれたわけではありません。久しぶりに会えば楽しことを話したい。楽しくないことは、それぞれがそれぞれの生活を回しながら乗り越えています。
美学や矜持は暗号のように、具体的な言葉ではない形で伝わります。
わたしが彼女から得た感覚は
- 完全にスッキリすることはない前提で満足すること
- チャレンジして気を揉んで、「気を揉んだ経験」を経験にすること
- 経験知識のギャップで楽しみ方がわからないことも、わからなさを楽しむこと
- めんどくさいこともシャットアウトせず、かといって自己犠牲モンスターにもならないこと
- そんなあれこれに関係なく食べ物を供給してくれる自然が運行していることを、しょっちゅう思い出すこと

今回彼女は、直前に行った伊豆半島が柑橘天国だった話をしたかったみたい。
だけどそれを渡し忘れたまま次の旅の目的地へ行くことになり、彼女の宿泊先であった共通の友人が甘夏をうちへ持ってきてくれました。
今回あらためて感じたのは、彼女は忘れ物は多いけど独特の警戒心を持っていて、その警戒心にはもちろん人生経験を経てのものも少しは含まれているけれど悪い警戒心ではなくて、負債からは逃れられない前提みたいなものをマインドセットとして深いところに持っている。そういう感じ。
あれを得るためにこれをするという一本道ではない動機づけは、言葉では共有しにくいものです。
生存確認のように見るSNSを介して近況は知っていても、そういう “警戒心の力" みたいなものは、お互いがそれぞれの店を回しながら重ねてきたうなぎのタレのような秘伝みがある。
精神的に尖り散らかしていた頃に出会った人と年月を重ねていくことは、人間に生まれた醍醐味であるなと、今回あらためて感じました。
(本編ここまで)
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来週は関西でヨガクラスをやります。
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