昨年の終盤から、練習仲間のかたとお会いできる機会が増えていました。また緊急事態宣言で逆戻りですけど、まあそれはそれとしてね。
2020年が幻のような一年であったせいか、あるいはただ年数を重ねてそういう時期になったのかわかりませんが、ババア・アピールのようなことをされるかたがいらっしゃいます。わかりますよ、わたしも引きこもり生活で老け込んだ気がしなくもないですから。
ここはアーサナの名称同様に語尾語頭を連結してババアピール、あるいはババアーサナとでもしておきましょうか。
真冬にミートテックを着てババアーサナなんて言ったら、もっさりしてゴロゴロしたイメージですが、なんのなんの。みなさんマットの上に立てばバッチリ床すれすれのチャトランガをしれっとキめこんでおきながら、ババアだババアだと言っている。
「こんなに動けるババアがいるか!」とわたしのなかの毒蝮三太夫の声が枯れそうです。まだまだ動きはヤング。だのにーーー♪ なーぜーーー♪ なぜそんなにも精神的に老けたがる。精神的に笠智衆なの?
どうも気分的にババアぶりたくてしょうがない模様なんですよね…。だがWait! 待て! まぁそう焦るな。ほっといても歳はとる。
その点、わたしはいつも自分を内観していますから、just now の自分に正直ですよ。細かいですよ。自身の心の内を言語化して、日々の変化をていねいにお伝えしています。
ヨガクラスの前に、こんなことをお話した日もありました。
近頃、ゾロ目を見てウキっとしたり、語呂合わせでダジャレを思いつく、そんな内面発動の機会が増えてきました。
オヤジギャグを言いたくなるおじさんの気持ちが理解できそうになってきました。
まだ理解はしませんし自分で言うのも極力抑制していますが、そういう内面衝動、自分の中の変化に気がついてしまいました。どうしましょう。
中年化の過程の時点でその都度内観し、理解したくないというエゴにも向き合う。
わたしのジレンマはわたしのアジェンダ。ひとつひとつ、心の変化に向き合います。
そんな内観をすっ飛ばしてさっさとババアーサナを決めこむ人々を見ていると、「中途半端な時期を一足飛びに越えて、ババアまでショート・カットしたいのだ!!!」という心の声が聞こえてくるかのよう。
── しょうがないなぁ。ドラえもんになるかぁ。
そんなときは…
テテテテッテテーン☆
ろーばもちー(老婆餅)
黙っていたらそう見えないかもしれないけど、わたし!わたし婆なのよぉぉぉ! というババアーサナ気分があふれたら、これを食べましょう。
ババア気分が満たされますよ。
その老婆は老婆じゃないんですよ、なんて正しいツッコミはよしてくださいね。わかって書いてます。(ミートテックもババアーサナもダジャレじゃないか!というツッコミは歓迎です)
さて。
今日は前振りが長いだけの雑談です。ここまでに書いたことは全部忘れてください。たいした意味はありません。
このお菓子はここで買ってきたものです。
開封してみたら個包装になっていて、うまいことブレーキをかけながら楽しめる。
こんなサイズ感で、あんまり甘くなくて、柔らかいパイの中が少し米粒感の残ったお餅。おはぎの中身っぽい感じ。
味にパンチを求めていた10年前には親しみをもって手にすることはなかっただろうと思うお菓子です。今年は新年早々に素敵な出会いに恵まれて、おばちゃん幸せよー。
(もちろんヤングもこのお菓子で幸せ気分になれます)
心と身体に嘘をつかず、キャピつくときはキャピついて小さなことを楽しんでまいりましょ☆