市街地北部にあるタゴール・ハウスを見たあとに、この日の仕事を早く終えたアブさん(コルカタ住まいのインドのかた)が合流してくれたので、そこからおすすめされたルートで散策しました。
タゴール・ハウスの隣のブロックにあるマーブルパレスという場所がおすすめなのだそう。
マーブルパレス(大理石の宮殿)
かつての宮殿で、各国から集めたすばらしい調度品や芸術品、さらには小さな動物園があり、そこにとんでもなく美しい鳥がいます。
入場料はかからず、入り口でIDカードやパスポートを見せて入ります。
柵の中からはカメラNGなので、近所の人が「ここの、この位置に立つと柵の外からでも写るよ。ここだよ」なんて教えてくれたりします。
そしてそこで写真を撮っていると柵の内側から追いかけるように警備の人がやってきて・・・なんてことをしました。悪いことをしている子供の気分。
コルカタの人は男性も服装がカラフルで、まるで花のようです。
このエリアは人も店も少なくて歩きやすく、コルカタの街をゆっくり歩くのにおすすめです。
▼情報はこちらがわかりやすいです
この近所のラーマクリシュナ寺院への道
「ターバンを巻いて腕組みをした人の像」を見るたびにわたしが反応するせいでしょうか、アブさんが「そういえばこの辺にラーマクリシュナ寺院があったな」と言って歩き出しました。
かつては服屋だった場所
かつては美容室だった場所
もうなんかとにかくみんな古い
ここは、サタジット・レイ監督の映画『大河のうた』で主人公のオプーがアルバイト探しや家探しをする際に歩いていた道に似ています。
そういえばこの辺に・・・、っていうレベルの迷路じゃないところまで進んでいくアブさん。
「RAMAKRISHNA MATH」という案内を見て進むと寺院へたどり着きます。
まだ夕方の開門前で結局中には入れなかったのですが、映画のセットのような小路ばかりで、コルカタおそるべしと思いました。
そして、ぎゃん。
引いてみたり寄ってみたりして2枚撮りました。
コルカタは途中で目にするものがフォトジェニックすぎて、しょっちゅう「ところで何しに、どこへ向かってるんだっけ」となります。
この街全体が映画村のようでした。